活動報告

機能性フィルム研究会では、設立以来、年6回例会を開いています。毎回、注目の技術開発、研究を行っている企業、大学から講師を招き、勉強会を行ってきました。

2018年度の開催済み例会・連携ラボ報告

10月接着学会共催特別例会開催報告:研究会参加者:102名(全体128名)

日 時
2018年10月9日(火)
場 所
ゲートシティ大崎 ゲートシティホールB(地図はこちら
はじめに
接着学会(神戸大学大学院教授、接着学会会長 西野孝氏)及び機能性フィルム研究会(事務局長 岡田裕宏)についてそれぞれ紹介があった。
講演1
兵庫県立大学 連携客員教授 浦濱 圭彬氏
「クリープとタック! どの様にして粘着強さを発現するか」
粘着剤と接着剤の違いにおいて、接着剤は被着体との界面化学が重要であるのに対し、粘着剤は粘着剤バルクの物性(応力-ひずみ曲線)が重要視される。バルク部分ではポリマー分子鎖の滑りやほぐれが起きており、粘着剤の分子量・架橋度などで粘着力を上げることができる。また、粘着テープにおける性能発現のプロセスを固体と固体の接合(Dry adhesion)、界面結合の大きさ、その界面結合力を拡大する方法から説明いただいた。 
講演2
東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命化学研究所 教授 宍戸 厚氏
「フィルムの湾曲解析と動く光を利用した光学フィルムの創製~フォルダブルデバイスの開発に向けて~」
高分子フィルムを利用したフレキシブルデバイスやソフトロボティクス材料の開発が進んでおり、新たな光力学機能を有する高分子フィルム開発が期待されている。一方で、デバイスの湾曲による破壊や劣化といった課題が発生しており、フィルム湾曲に伴う表面ひずみの定量評価が重要となっている。今回表面ラベルグレーティング法により、回折光の角度変化から表面ひずみを定量評価するシステムに触れ、50μm~80μmのPENフィルム上に1μm程度のPDMSラベルを作製し、当システムでの表面ひずみの測定実測値と理論値を比較したところ、両者が一致し、システムの実用性が証明されたとの報告があり、当システムを用いてフィルムを押し曲げながらひずみを測定することも可能であるとの説明をいただいた。
講演3
革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)プログラムマネージャー(PM)/東京大学大学院 新領域創成科学研究科物質系専攻新物質・界面科学大講座[超分子科学]教授 伊藤 耕三氏
「しなやかなタフポリマー実現のための材料設計戦略~フィルムの薄膜化と強靱性とのトレードオフの戦い~」
内閣府 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)では、自動車用途を想定して燃料電池の電解質膜の薄膜化やLiイオン電池のセパレータの薄膜化に企業とアカデミアが強力に連携しながらポリマーの超薄膜化・強靭化の実現に取り組んでいる。しかし、ポリマーは薄膜化すると壊れやすく、硬くすると脆くなるという欠点がある。そこで、タフポリマーを用いることで、靭性向上・柔軟性・形状回復性・自己修復性などの特徴を持たせる研究が推進されている。
タフポリマーの重要な技術として、架橋点が自由に動くタフポリマー「環動高分子」が挙げられ、9月28日にプレスリリースされた内容(ブリジストン、住友化学及び東レとの産学連携によるコンセプトカーとその部材)について、硬さとしなやかさを両立し、自動車用構造部品へ適用可能なタフポリマー(環動高分子)を開発したことが(外部への公表としては最初に)報告された。破断伸度は従来の6倍に向上しており、落錘衝撃試験でも良好な衝撃吸収性を発現しており、このタフポリマーを部品として利用したコンセプトカーも完成した。車両の樹脂化を従来の47%まで向上し、従来の車両と比較し約38%の軽量化を実現した。今後、タフポリマー化プロトコルの汎用性の検証や、評価方法の標準化を目指していくとの説明をいただいた。
講演4
九州大学先導物質化学研究所 分子集積化学部門 教授 高原 淳氏
「ポリマーブラシの界面構造と機能特性~表面改質法として接着性や防汚性が劇的に向上~」
ポリマーブラシとは、基材表面から直接高分子を伸長させたものである。本講演では、様々な電解質ポリマーブラシを合成し、固体表面や界面の設計、物性を調査した。電解質ポリマーブラシには、水に濡れやすく、水中で空気や油をはじく性質があり、基材表面に固定化すると、親水性や防汚性が付与された。また、環境対応防汚材料として、水中防汚性や水中潤滑特性も付与が可能であった。さらに、電解質ポリマーブラシは、ポリカチオンブラシ、ポリアニオンブラシによる接着・塩水溶液による剥離や、双性イオンブラシによる接着など、静電相互作用を利用した接着も可能であるとの説明をいただいた。
なお、基材表面から直接高分子を新調させる方法以外に、転写による方法も可能であるとの説明もいただいた。

2018年9月例会開催報告:参加者75名

日 時
2018年9月7日(金)
場 所
日本化学会化学会館7階ホール(地図はこちら
講演1-①
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)新事業促進部 事業開発グループ長 杉田 尚子氏
「宇宙開発の現状と求められる技術・製品と地上での展開」
JAXAは、2003年に発足し、現在約12日の1500名の人員と1800億円の予算をもつ研究開発機構である。現在宇宙開発においては、宇宙産業ビジョン2030が制定され、新しく宇宙活動法などの2法律が成立し、次なる段階に進みつつある。その中で、JAXAは、ベンチャー等新規参入の支援、宇宙産業を担う人材の育成を行うことや、日本政策投資銀行(DBJ)と連携し、ベンチャーへの投資を促進する。また、「きぼう」利用の利便性を向上させ、宇宙ステーションハブの宇宙開発だけなく、地上産業の競争力アップのための利用を促進させている。さらに民間企業とJAXAが新たな事業を「共創」していくための仕組み「宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)」構築し、JAXAと民間が共に事業化まで目指して一緒に創る(共創)ことにより、従来にないアイデア、早いサイクルで事業化を目指していくとのことである。
講演1-②
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)研究開発部門第一研究ユニット(材料領域)主任 宮崎 英治氏
「宇宙機と機能性フィルムの関係」
宇宙において、機能性フィルムは、熱制御目的で、人工衛星、探査機、宇宙ステーションの表面に使用されている。多層断熱フィルム(外層:アルミ蒸着ポリイミドフィルム、内層:ポリエステルネットと両面アルミ蒸着PETフィルムの交互積層)やフッ素含浸ガラスクロスやカーボン入りポリイミドフィルムと、思っていたよりは一般的な材料が使用されていた。求められる物性としては、低吸収率・高放射率・高耐熱冷熱温度サイクル耐性が高いこと、真空で発生するアウトガス特性が良好であること、等である。また、宇宙環境特有の耐性としては原子状酸素、放射線、紫外線耐性などが求められる。
宇宙開発は、とてもコンサバティブな世界で、新素材は使われにくく、実績のあるものが踏襲される。とはいえ、今後素材開発は重要であるので、素材メーカーとの協業が必要となる。しかし、宇宙での使用量は少なく事業化はできないことが多い。今後の展望として、民間宇宙活動の活発化に期待することと、量拡大のため他天体の「目的地」化が長期的には重要であるとのことだった。
講演2
東京理科大学スペース・コロニー研究センター副センター長、理工学部電気電子情報工学科 教授(薬学博士) 木村 真一氏
「宇宙居住を目指す地上・宇宙Dual開発の試み」
木村氏は、自己紹介の中で、宇宙ゴミの除去を実現する技術の研究に従事し、技術試験衛星VII型(「おりひめ・ひこぼし」)のロボット実験やスペースシャトルディスカバリー号で実施されたManipulator Flight Demonstration、マイクロラブサット1号機などの多くの宇宙ロボット・小型衛星ミッションに参加するとともに、「IKAROS」や「はやぶさ2」「宇宙ステーション補給機(こうのとり)」の監視カメラシステムなどの様々な宇宙機器の開発について言及された。
現在は、さらに「文部科学省私立大学研究ブランディング事業」の支援をうけたスペース・コロニー研究センターにて増えてくる有人宇宙活動において必要な技術を研究されている。宇宙開発において、今後は、地上と宇宙とどちらでも展開できる技術(DUAL開発)を行うことが重要で、当センターにおいては、優秀な経験者を集め、スペースQOL(Quality of Life)技術、スペースアグリ技術、水・空気再生技術、創・蓄エネルギー技術と4つのチームで技術開発されている。将来的には、コンソーシアム化も計画され、民間の参加を呼びかけられた。
講演3
アストロスケール日本法人代表取締役社長 伊藤 美樹氏
「宇宙ゴミ問題への取り組み、アストロケール回収事業 」
地球を取り巻く宇宙環境は今、宇宙ゴミと呼ばれている使用不要となった人工衛星などの宇宙機や物体が年々増加しており、それ自身が使用中の人工衛星などに衝突する恐れがあることから対策が急務となっている。世界各国は、その除去に関して様々な問題が絡み、遅々として検討が進んでいない。そういう中でアストロスケール社は、宇宙ゴミを取り除くベンチャーとして活動している。1cm以上の宇宙ゴミにはすべて番号がふられており観察はできているが、1cm以下のゴミも多数あるとのこと。まずは、これから打ちあげる衛星においては、不要となった時に、除去できるシステムを開発、その後もうすでにあるゴミを除去する方法も検討されているとのこと。話の中で、ゴミを粘着で回収することも真剣に考えられており、機能性フィルムの活躍の場もあるのではないかと感じた。これからさらに多くの衛星の打ち上げが計画されており、同社の事業として成功を祈るともに、各国が参加して、安全な宇宙を取り戻せれば良いと思う。

第5回「フィルム物性研究会(連携ラボ)」講演要旨

日 時
2018年8月21日(火)14:00-17:00
場 所
東京都立産業技術研究センター5階531会議室(地図はこちら
講演タイトル
「表面/界面制御により創成される 機能性ハイブリッドコーティング」
講演要旨
それぞれに特徴を持つ有機及び無機ポリマーを単に混ぜるだけでは分離してしまうことから、それらを化学的に結合させることでハイブリッド化されたポリマーが得られる。最近のハードコート剤に求められることとして、単に硬いだけではなく、折り曲げても割れないことや、自己修復性、防汚性、耐指紋性、反射防止などさまざまな要求物性がある。本講演では、反応速度が大きく、光反応で硬化収縮が少ない付加反応で、硫黄を取り入れたエンチオール反応によるハイブリッド材料の開発事例が紹介された。
まず、ビニルシランカップリング剤とのゾルゲル反応を同時に進めることで得られるハイブリッドポリマーの創成について説明があった。硫黄を含有することで柔軟性に富み、PPGを使用するポリロタキサンポリマーを含んだものと異なり表面のタックは無いことが特徴である。また、ポリマー皮膜は通常溶剤で膨潤し、乾燥させるとそのストレスにより割れてしまうが、本ハイブリッドポリマーは非常に高い耐溶剤性を持っているとの説明があった。
さらに、チオール基含有シルセスキオキサン(SQ-1)はTAIC(トリアリルイソシアヌレート)とのハイブリッド化で生成するポリマーのアッベ数が46、屈折率1.56とガラスに近く、光反応により2mm厚のレンズ生成や、ガラス繊維とのコンポジットにより透明で光散乱の少ないガラス代替透明基板ができるとの説明があった。
また、自己修復性を付与するために、高弾性な有機/無機ハイブリッド材料が紹介された。自己修復性の原理としては、チオール基含有シルセスキオキサンとTMMP及びTAICとの反応により生成される架橋構造に、ソフトセグメントとハードセグメントがありソフトセグメントによる変形とハードセグメントによる骨格保持とにより発現しているものと思われるとの説明がされた。自己修復性に関する標準化に関しては、その傷の深さや修復時間などまだまだ進んでおらず、今後の課題でもあるとの説明がされた。
ついで、JSTプロジェクト研究課題のトライポロジーに関する内容では、境界潤滑における摩擦を軽減させるためにポリマーブラシ、特に濃厚ブラシを密に立てることで、滑りやすく漏れを防止できることから様々な用途への展開が可能となるとの説明があった。

2018年7月夏季特別研修開催報告:参加者:43名(研究会:26名、一般:17名)

日 時
2018年7月6日(火)★今回、西日本豪雨の影響で、関西、名古屋、四国方面から参加申込をいただいていましたが、金沢までのアクセスができず18名の方が欠席となりました。
場 所
金沢工業大学八束穂キャンパス 革新複合材料研究開発センター(ICC:http://www.icc-kit.jp/)75号館会議室(地図はこちら
講演1
KIT-VJIT携事業実施委員長 金沢工業大学産学連携室 教授  大砂 雅子氏
「金沢工業大学のベトナム人材育成について」
金沢工業大学(以下KIT)は、1965年開学の私立大学で、4学部、6500名あまりの学生と大学院を有しており、特に最近は有名大学と同様、就職においては同大学の学生がなかなかとれないほどの人気が高いとのこと。
ベトナムは人口が9370万人、KITと越日工業大学(以下VJIT)との連携を進めているが、これは人件費の安さ、若い労働力並びの市場性から多くの日系企業が投資をしている半面、ベトナムと韓国との関係の深さ(たとえばサムソンの巨大工場による労働の場を提供)から、ワーカークラスの人材が韓国企業に取られてしまうという問題が起こっている。
ホーチミン市工業大学(HUTECH)は、国内で日本型大学の創設を検討している中でKITをそのパートナーに選定し、在ベトナムの日系企業で活躍する人材教育のためにVJITをベトナム国内に創設し、KITのプロジェクトデザイン教育を取り入れた教育を行っている。KITのプロジェクトデザイン教育は、創造性、チーム活動能力、問題発見、解決能力、コミュニケーション能力などの人間力の醸成を目指した教育を行っている。またKITによるVJIT教員の研修など教員同士の学びや「寄付講座」「日本でのインターンシップ」「ジョブフェア」など企業への協力依頼、またKIT、VJITの学生同士での「バディ制度」などにより日本語、日本文化の教育や日本のものづくり教育を進めている。また経産省の認可事業を通じたASEAN域内の日系企業への人材教育にKITは積極的に取り組んでいることが紹介された。
講演2
金沢工業大学 革新複合材料研究開発センター(ICC)所長 大学院工学研究科高信頼ものづくり専攻 教授 鵜澤 潔氏
「日本の複合材料産業における金工大ICCの役割と取り組み―世界で一人負けからの挑戦:高い素材・機械技術を複合材料の適用拡大に繋ぐために―」
複合材料に関する簡単な説明があり、繊維を固めるための樹脂の役割は非常に重要であり、それにより繊維の特長を生かした軽量で強度があるFRP(繊維強化プラスチック)を作ることができるとの説明があった。
FRPは、バスタブ等の住宅設備や風力発電用の大型ウィンドブレードなどへ応用されている事例紹介があったが、まだ新しい材料であるため、セメント、粗鋼、プラスチックに比べ非常に生産量が少ない。世界的なFRPの成長率は5%台と非常に高い反面、日本では使用量が20-22万トンのままで伸びていない現状がある。理由は新規用途開拓、開発ができていないためである。たとえば建築資材への応用展開では、建築基準法などの規制により、性能上問題が無くても利用が限定的であることなどがある。
また、自動車用途向けなどでは、生産性とコストとの関係から、高級スポーツカーなどを除き、汎用的な車種向けには適用できていない。生産性を上げるために、ハイサイクル成形技術が求められており、成型サイクルと材料コストのトータルコストで全体のコストをカバーする必要があるとしている。ドイツでは、CFRPを使用して年間2万台から5万台の自動車生産体制を作るため、繊維(Textile)メーカー/樹脂メーカー(Snap Cure:短時間硬化樹脂を開発)/プレスメーカーなどが大学や公設試と連携して一連の技術を共同開発している。
日本では、大学が材料研究に集中し製造技術の研究に十分貢献できていないこと、商品を作り出す開発力が不足しているためFRP市場が拡大していないとの指摘があった。特にFRPは、糸/繊維/樹脂/製造装置どの企業及び技術横断的なものつくり体制(技術の融合)が不足しており、その連携強化をKITが担っているとの説明があった。
―新規開発事例紹介― 講演3
小松精練㈱ 取締役 エンジニアリング事業本部長 奥谷 晃宏氏
創業は絹織物の精練であり、現在ポリエステル、ナイロンなどの合成繊維素材やポリウレタンフィルムなどのアパレル用製品や産業ファブリック資材などを扱っている。ファブリックと機能性フィルムとの貼り合わせで数々の機能性製品が開発されているとのこと。
当初は建築資材に関する法規制がありなかなか新規材料が採用されなかったが、耐震補強用資材として炭素繊維複合材が採用され、またJISでの規格化も進められた。従来と比べ軽量で高強度であることで現場での作業性が高いこと、また様々な建築資材への応用が紹介され、今後の製品開発のポイントとしては強くて柔らかい樹脂が求められるとの説明があった。
―新規開発事例紹介― 講演4
サンコロナ小田㈱ 取締役 新規事業開発部 部長 小田 宗一郎氏
1955年撚糸業から操業を始め、独自の「分繊技術」を通じ、糸から縫製品までの一貫体制でカーテンを中心に製品開発を行っている。独自の糸加工技術が活かされた炭素繊維複合素材Flexcarbon ™(フレックスカーボン)は従来の炭素繊維複合材料では両立が難しかった、複雑成形性と軽量、高強度を両立した、プレス成形用シートである。KIT及び石川県工業試験場との連携により連続的シート生産(ダブルベルトプレス機)を開発し、炭素繊維複合材により新たな市場への進出を目指しているとの説明があった。
ICC施設見学
2014年3月に竣工したICCの理念は、産官学が一つの屋根に集い、異分野融合により革新的課題に対して研究開発を行う場であるとの説明があり、前日7月5日にはクローズ(限定された入居企業、関係者のみ)の環境の中で実証開発、製品開発をする施設の開所式があったとのこと。
企業開発領域では、連続的にシート生産ができる「ダブルベルトプレス機」や各種成型機、2次加工機などの設備と、学術研究領域として各種分析装置(NMR、XPSなど)、解析装置(X線CTなど)、材料特性評価、検査、診断装置などが設置されている。
また外周に配置されている研究室、居室では研究者のコミュニケーションが図れるように配慮された環境が非常に印象深い。

2018年6月例会開催報告:参加者120名

日 時
2018年6月12日(火)
場 所
日本化学会化学会館7階ホール(地図はこちら
講演1
東芝機械㈱ 押出成形技術部 田村政嗣氏
「フィルム製造装置に関する最近の動向―LIBセパレーターフィルム成形ライン」
1.東芝機械株式会社のご紹介
東芝機械の略歴および、各事業部の概略説明があった。
2.フィルム押出成形装置の最近の動向について
近年、大きく出荷台数が伸びているリチウムイオン二次電池用セパレーターフィルム製造装置の技術解説があった。
(ア)リチウムイオン二次電池に用いられるセパレーターフィルムの製造方法には乾式法と湿式法がある。今回は、湿式法によるリチウムイオンセパレーターフィルムを製造する装置のプロセスを具体的に解説された。
(イ)押出工程では、ポリオレフィンと液体可塑剤(オイル)をいかに低温で均一に混錬し、押出量の変動を小さくするかがポイントであり、原料フィード方法および、混錬方法、ギヤポンプによる吐出安定化技術がある。
(ウ)引取冷却ラインでは、蒸散する液体可塑剤(オイル)が均一冷却を阻害するためにいかに取り除くかがキーとなり、そのため、オイルスクレーパー装置など特殊な工夫がある。
(エ)延伸工程は、縦・横延伸が同時二軸、逐次二軸があり、各々の特徴を簡単に解説した。また、均一に延伸するだけでなく、収縮もコントロール可能な技術を紹介された。
(オ)液体可塑剤の抽出乾燥装置、熱処理装置、巻取装置など、多孔質フィルムであるセパレーターフィルムに合わせた技術がある。
東芝機械㈱では電池セパレーターフィルム製造に関するすべてのプロセスを完備した製造装置をパッケージとして提供しており、原料供給から今回説明した成膜プロセス、さらに溶剤回収系を含めた提案が可能である。 また、今回説明しなかったコーティング、スリットなど最終巻取製品までの装置にも製造ノウハウがある。更なる製品品質向上と生産性向上のため、新たな要素や手法を提供していく。
講演2
出光興産㈱ 先進技術研究所 リチウム電池材料開発センター 田村裕之氏
「固体電解質になると何が変わるか。」
1.序 論
(ア)リチウムイオン電池はパソコン、スマホなどのモバイル用途から、電力貯蔵、車両、産業用に広く使用されており、2025年には、全体で8兆円市場になると予想されている(自動車用が約75%程度)。
(イ)自動車用では中国メーカーが国策によりシェアを伸ばし、上位を占めている。日本メーカーは、Panasonicのみであり、韓国メーカーもシェアを落としている。
2.液系リチウムイオン電池の概要
(ア)液系リチウム電池の構造が分解図を基に説明された。液体電解質(リチウム塩と有機溶媒であり、発火性がある)を使用し、電極の短絡を防ぐためにセパレーターが必要な構造となっている。
(イ)課題として、①エネルギー密度向上(小型化大容量化)、②低価格化、③発火・発煙の防止、④充電時間の短縮、⑤経年劣化の抑制がある。
3.全固体電池になると何が変わるのか。
(ア)全固体電池では、液体電解質とセパレーターが固体電解質に置き換わる。耐熱性、高いリチウムイオン濃度、幅広い電位窓などの特徴を有しており、安全部材等の削減による電池の小型化やコスト低減、急速充電性、高エネルギー密度化など、液系リチウムイオン電池の課題解決が期待できる。
(イ)今後の課題は、電極材料(正極材、負極材)と固体電解質界面の抵抗低減、それによる電池性能のさらなる向上、そして電池製造の量産プロセス開発である。
4.出光の取り組み
出光は、硫化物系固体電解質を開発しており、原料である硫化リチウムの高純度製造技術や固体電解質の低コスト製造技術の強みを活かして、事業化に向けて取り組んでいる。
講演3
大阪大学 産業科学研究所 自然材料機能化研究分野 教授 能木雅也氏
「透明CNFフィルムの光学用、エレクトロニクス用などへの応用の可能性」
セルロースナノファイバー(CNF)がどういうものであるのかについてわかりやすく解説いただいた。原料となる樹木の森林伐採では環境破壊として非難されているが、若木によるCO吸収量に比べて成木のCO吸収量はO2排出量とほぼ同量まで減少し環境改善にあまり貢献しないことから、成木を伐採し若木を育てることを優先することが必要である。CNFの特許出願は、これまで大学を中心に行なわれてきたが、最近は企業の出願が多くなっており、ここ数年は異種分野の企業同士による共同出願が目立っている。また、京都大学においては、保有するナノセルロース関連特許19件のライセンスプログラムを2019年3月まで実施している。
大阪大学では透明なCNFシートの開発を進めている。従来白い紙が透明になる原理は、たとえば凍った氷の塊とかき氷の違いと同様である。透明なCNFシートの特徴として、熱膨張係数がガラス同様5-8ppm/Kと非常に小さい。またガラスと違い折りたたむことも可能である。軽量であり、フレキシビリティもあることから、ガラスのような割れやすく、ハンドリング性の悪さの代替や、プラスチックのようにハンドリング性が良くても耐熱性がなく、熱で変形しやすいことから、これらのCNFへの代替が期待される。透明性についてはガラスと同等である。また、高誘電率であり、通常のプラスチックや紙に比べ大きいが、PVDFに比べると低くなる。但し、CNFとAgNW(銀ナノワイヤー)との組み合わせではPVDFの100倍程度の誘電率が発現できる。また絶縁性も100TΩあり、不揮発性メモリーへの応用が期待される。またフレキシビリティがあり、0.7mmφの細径にも巻くことができ、さらにCNFの生分解性も利用した生分解性メモリー(99.3%が分解性のあるセルロース)への応用も可能である。透明ペーパーを応用した電子デバイスとして、ペーパーアンテナ、ペーパーメモリー(トランジスター)への応用研究を進めている。

2018年度(第17回)総会及び4月例会報告:参加者90名

日 時
2018年4月10日(火)13:00-17:00
場 所
日本化学会化学会館7階ホール(地図はこちら
総  会
2018年3月末時点の登録会員総数:162会員(前年度比9会員増)
法人会員:149社、海外法人会員:2社、賛助会員:11名
1号議案(2017年度活動報告)、2号議案(2017年度事業収支報告、書籍販売収支報告、技術交流会会費収支報告)、3号議案(2018年度運営体制)、4号議案(2018年度活動方針、計画、運営予算案)、5号議案(会則改定、名誉会員区分追加)について審議され、すべて承認決済された。 なお、名誉会員として松井孝雄氏が運営委員会の推薦及び会長承認により推挙された。
2018年度活動方針(年次テーマ)及び重点課題
●活動方針(年次テーマ):「市場が求める機能性フィルムの追求」
●重点課題:
①年次テーマに沿った例会、夏季特別研修での魅力ある講演企画と講師招聘
②7月夏季特別研修での金沢工業大学革新複合材料研究開発センターとの共催例会と施設見学会の実施
③10月に接着学会との共催例会を実施
④展示会共催と展示ブースの有効利用による研究会の広報活動と新規会員誘致
⑤「機能性フィルム産官学連携ラボ(略称:連携ラボ)」における「鉛筆硬度試験法の改良と新JIS化に関する専門部会」推進と創造性を求める新規テーマ探索
⑥ホームページ活用方法、特に会員内外とのビジネスマッチング(情報交換)に関する検討
⑦20周年(2020年)記念事業の企画スタート
講演1
㈱kenma代表 今井 裕平氏
「ビジネスをデザインする」
今井氏は、設計事務所、ビジネスコンサルティング会社を経由し、現在の株式会社kenmaを創業され、「フラグシップ コンサルティング」をコンセプトに、ビジネスからブランド、製品・サービス・空間までの、新しいシンボルとなるフラグシップの開発と推進を支援している。その数々の実例のなかから、「ビジネスデザイン」で重要な点をご講演いただいた。
「ビジネスデザイン」の重要な観点のひとつは「顧客開発」である。いかに顧客を増やすかの活動を意識的に行うことが重要であり、そのなかで「ビジネスデザイナー」は製品だけではなく、顧客をデザインする活動を行っている。これまでのビジネスデザイン活動のなかで得られた知見について3点紹介された。
*First Customer:「まず一人、支払ってでも欲しい人を見つけること」が重要である。一人見つかれば、100人、1,000人の潜在ユーザーを探す糸口がみつかる。
*PR Driven:有償の広告ではなく、メディアに取り上げてもらうことを主眼にしてデザインを行う。ローリスク・ハイリターンの取組みであるため、是非活用を検討すべき。
*Information Design:顧客に情報を伝える際には、「ひと目、ひと眺め、ひと読み」の順を意識することが大切である。「ひと目」は3秒程度、「ひと眺め」は30秒程度、「ひと読み」は3分程度を目安にチラシ、Webサイトなどを構成すると目を向けてもらえる可能性が高まる。
講演2
㈱ASIA Link代表 小野 朋江氏
「なぜ今「留学生」採用なのか ―外国人留学生の採用メリットと難しさ ~現場の声から~ 」
株式会社ASIA Linkは、留学生専門の人材紹介会社として、中堅・中小企業を中心に、多数の留学生を紹介し採用に結びつけている。
講演では、まず現在の日本における留学生の状況をご説明いただいた。日本の労働力不足、および国内市場縮小による海外展開の2点から、外国人採用を進める企業が増加しているが、国内の留学生は、中国人を筆頭に、近年ベトナム人、ネパール人が急速に増えている。
留学生採用の目的やメリットについては、①将来の海外拠点の幹部候補として、②海外の販路拡大、③優秀なエンジニア・専門職として、の3点があげられる。様々な成功事例もあるなかで、採用・活用に関しては留学生特有の課題点や留意点がある。①フェア(日本人と同等の仕事内容・責任を与える)、②ケア(外国人社員を守る、きちんと見る姿勢)、③存在意義(強みを生かし、存在意義をつくる)、④キャリアパス(キャリアのゴールを伝え続ける)は非常に重要である。
会員報告
㈱コスモテック : 営業部の林梅華氏より会社概要と製品紹介があった。製品紹介は、特殊肌用転写シール(水なしで簡単に貼れ、簡単には剥がれず、すぐに剥がせる)、wemo(ウエアラブルメモ)の2点であった。wemo(ウエアラブルメモ)は、ものづくり企業である㈱コスモテックとデザイナーとのコラボレーションによる成果物で、東京都主催「東京ビジネスデザインアワード」にて優秀賞を受賞している。

2018年4月例会2018年4月例会

2017年度の開催済み例会報告

2018年2月例会開催報告(後援:㈱加工技術研究会、協賛:㈱JTBコミュニケーションデザイン):参加者241名(研究会:141名、一般:100名―研究会調べ)

日 時
2018年2月14日(水)12:55-16:45
場 所
東京国際展示場(ビッグサイト)東ホール「新機能性材料展」内特設会場(地図はこちら
講演1
Tianma Japan㈱ 営業本部車載営業部 プロダクトマネージャー 羽原 啓史氏
「車載用ディスプレイの市場動向と求められる技術」
Tianmaは中国の中航集団を親会社とするディスプレイメーカーで、Tianma Japanはその日本法人であり、元NECの液晶事業部が源流となっている。中航集団は中国の空を飛ぶモノ(ロケット、衛星、飛行機など)を一手に製造する巨大国営企業である。Tianmaのビジネス領域は小型~中型までのディスプレイで、液晶、有機ELの生産を行っている。アプリケーションは、車載用、医療用、FA用といったプロフェッショナルディスプレイとスマートフォン用、タブレット用、腕時計用といった民生用ディスプレイである。生産拠点は上海、成都、厦門、武漢、そして日本の秋田県に開発拠点がある。
車載用ディスプレイのマーケットでは、自動運転という大きなトレンドに向けてイノベイティブに開発が進んでおり、ディスプレイはより数が増えて、より大きく、よりクリアになり、より触覚を刺激し、より個人に合わせた形態となっていく。数量では2016年~2022年まで年率で9.6%と試算しており、車の台数の4倍のディスプレイ数を見込んでいる。メータークラスター内のディスプレイは、高級車では現在の7~10インチサイズから12.3インチが主流となり、量販車では4.2~5インチから7~8インチが主流となる。センターインフォメーションディスプレイ(CID)では高級車では14インチサイズも出てくるだろう。
解像度はスマホ、タブレットといったコンシューマー製品の3~4年遅れでその解像度が車載に搭載される傾向があり、トレンドをみるには参考になりうる。フィルム関連に求められるのは表面の反射率低減や防眩処理、モジュールで空気層をもたない構造での粘着フィルムなどである。斜めからの透過率や反射率ではドイツメーカー向けはジャーマンスペックという厳しい要求を満たさなければならない。
座談会
テーマ「次世代自動車におけるエレクトロニクス化の現状と将来への課題」
◆パネリスト◆
日産自動車㈱ 車両要素技術開発本部 内外装技術開発部 内外装HMI開発グループ主管 山本 哲也氏
(国立研究開発法人)産業技術総合研究所 フレキシブルエレクトロニクス研究センター 副研究センター長  牛島 洋史氏
NISSHA㈱ デバイス事業部技術開発部部長 西川 和宏氏
Tianma Japan㈱ 営業本部 車載営業部 プロダクトマネージャー 羽原 啓史氏
◆モデレータ◆
㈱矢野経済研究所インダストリアルテクノロジーユニット素材産業グループ/船木知子氏
主なディスカッション内容は以下の通り。
自動運転技術についての現状と今後の見通しに関して、自動車メーカー各社は完全自動運転であるレベル4以上を目指して開発を進めていると思うが、現時点では市販車としてはレベル2の市場拡大、近年中のレベル3の市場投入を射程距離においた取組みが進められている。レベル3まではなんらかの形で人間(ドライバー)が運転に関与するため、いかに運転しやすいか、ドライバーの状況を監視(センシング)しやすいかを考えた設計が重要となる。
人が安全に運転するための方策については、視線、入力時の振動や感触、音声認識、アクチュレーターの活用などが挙げられる。特に安全運転に不可欠なものとして、①ドライバーが安全に、安心して情報を取得できること、②自動車がドライバーの能力や限界以上の支援をすることが挙げられる。
安全運転のために必要な情報としては、①自動車の周辺状況、少し先の進路の状況など自動車外部の情報、②運転中のドライバーの状況(眠気、健康状況など)が挙げられる。
人が快適に運転するためには、自動運転では運転を自動車(機械)に任せて安心して乗車できること、また人間が運転する場合はドライバーの意のままに運転できることが不可欠である。そのためには、センサーの活用が必要であり、カメラ・センサーは有力である。
コックピットのディスプレイの今後とその為のフィルムの役割については、自動車内装と一体化したシームレスデザイン・曲面デザインが普及すると考えられる。また、運転中にサブタスク操作をするのは容易ではなく、手探りでの操作が可能であることが求められる。さらに直観入力が可能なタッチセンサーまたはタッチパッド、誤作動防止としてのフォースセンサーを組み込んだディスプレイが必要である。タッチセンサーであれば、フレキシブル、高視認性(高透明、低反射、偏光サングラス対応等)、高信頼性(耐環境性、耐候性など)が要求される。また、圧力検知を行うフォースセンサーでは、耐熱性が高く、線膨張係数の小さなフィルムが求められる(センサー設計と製造プロセスの自由度が拡大するため)。
自動車以外への自動運転技術の活用を探りたい。例えば、電動車椅子などへの応用が挙げられる。エンジニアは妄想して車用途だけを考えてイノベーションを止めないようにして欲しい。皆で『こうなればよいのにな』ともっと妄想することが必要である。
会員報告
倉敷紡績㈱
㈱テクノフローワン
協和界面科学㈱
㈱東京プロダクツ

2018年2月例会2018年2月例会

2017年11月関西例会開催報告:参加者74名

日 時
2017年11月2日(木)
場 所
京都テルサ東館第2,3セミナー室(地図はこちら
講演1
京都工芸繊維大学 昆虫先端研究センター教授 秋野順治氏
「アリの行動研究とIoTの活用」
京都工芸繊維大学は昆虫研究に110年以上の歴史があるが、その中で、昆虫の行動研究に最新のIoT技術を導入する秋野教授にご講演いただいた。
アリは集団生活をしていて、個体の行動を追跡するのが非常に難しかったが、RFID技術を導入することで、行動追跡が容易になり、データ量を飛躍的に高めることができた。その結果が新たな研究成果に結び付きつつあるとの報告があった。具体的には、アリに負担を掛けない極小ICタグをアリのおしりに貼り付けることで、より多くの個体識別と行動の自動追跡が可能になっており、最近の成果として、働きアリの分業の移行期間がアリ種類で異なることなどが明らかになりつつある。アリの世界にもパレートの法則が当てはまるなど、非常に興味深い講演内容であった。
講演2
㈱堀場製作所上席顧問 工学博士 石田耕三氏
「堀場製作所の社是『おもしろおかしく』」について」
堀場製作所は京都を代表するユニークな企業であり、学生ベンチャーの草分けである堀場雅夫氏が創業された測定機器の総合メーカーである。そのユニークさの源と思われる社是「おもしろおかしく」ついて、長年に渡り創業者から直接御指導を受けた石田氏にご講演いただいた。
創業者堀場雅夫氏が堀場製作所をグローバル№1企業に成長させてきた過程での様々なエピソードを披露、解説していただき、堀場氏が苦難を好機に変える英俊豪傑な方で、その根底には、会社生活に限らず、『おもしろおかしく』人生をいかに楽しく、有意義なものに過ごすか、ということが大事であるという考えがあり、そうすれば自ずと工夫と良い成果が生まれ、もっと『おもしろおかしく』なるということを体現されたものと理解した。 最後に石田氏より自身が堀場創業者から厳しい指導を受けた経験として、『「人生に一度はフルスロットルで!」世の中に残る良い成果を出したい。』と思って活動して下さいとの提言をいただいた。
講演3
山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンター准教授 水上 誠氏
「塗布技術を用いたフレキシブル有機ELディスプレイ」
機能性フィルムの応用展開が有望視されるフレキシブル有機電子デバイスの現状と今後の開発方向についてディスプレイデバイスを中心にご講演をいただいた。
フレキシブルディスプレイは、軽い、薄い、割れないを特徴として、用途の拡大が期待される一方で、水上氏はその製造プロセスに印刷法やロールツーロール法などプリンタブル手法を導入することによって、省資源、省エネ、低コストと大画面を実現し、グリーンイノベーションを起こすことを目指している。
現在、ディスプレイの画素回路に塗布型有機TFTを用いカラーのフレキシブル有機ELディスプレイの開発に成功している。有機TFTの性能は酸化物半導体を凌駕するほどであるが、バックプレーンの有機TFT性能は作製時のプロセスダメージにより本来の性能を十分発揮していないところに課題があると説明された。今後の開発は、プロセスダメージを軽減した有機TFTの高性能化、塗布電極の導入、絶縁膜の微細パターニング法の開発とのことである。
講演4
立命館大学生命科学部応用化学科教授 堤  治氏
「分子凝集制御を基盤とした機能性材料の創製」
堤氏は、東工大の宍戸先生のご紹介により本研究会に入会された。この例会では、会員のみなさまへのご紹介を兼ねて堤氏の研究についてのご講演をいただいた。
堤氏の研究室では、分子集合体を含む広い意味での高分子材料の構造を制御することで新たな機能を発現させることを目標とした分子材料設計の研究を行っており、今回は、発光機能材料とメカノオプティカル機能材料について研究の一部を報告された。
発光機能材料では、Au錯体の凝集励起発光が温度やその他の分子距離を変える作用によって発光スペクトルが変わり、ひとつの材料で3原色の光を発現させる可能性を示唆された。一方、メカノオプティカル機能材料では、ネマティック液晶の螺旋配向をエラストマー中に構成し、外力与えると色が変わる機能を発現させたこと報告された。
会員報告
DIC㈱アプリケーションマテリアルズ製品本部 塗工加工品製品グループ 宮本雅史氏
報告内容:
①DIC株式会社の企業紹介、②DICの研究開発とグループの強み、③アプリケーションマテリアルズ製品本部で取り扱う各種テープ製品とそのソリューション

2017年9月N-Plus共催例会開催報告:参加者332名(研究会:135名、一般:197名)

日 時
2017年9月13日(水)13:00-17:00
場 所
東京国際展示場(ビッグサイト)東ホール特設会場(地図はこちら
講演1
(地独)京都市産業技術研究所  北川 和男氏
「実用化検討を迎えているセルロースナノファイバーの最近の動向」
セルロースナノファイバー(CNF)は、植物パルプ繊維をナノ化することで製造され、「軽くて強い」材料であること、具体的には密度1.6g/cm3の軽量ながら、引張弾性率が140GPa(鋼鉄の3分の2)、引張強度は3GPa(鋼鉄の5~8倍)を有するといった特性、また長手方向の線熱膨張率は0.1ppm/Kと石英並みに小さく、-200℃~+200℃の温度領域においても弾性率が不変であることなどから一躍、複合樹脂材向け繊維材料として注目をされるようになった。さらに、埋蔵石油資源の6倍、約1兆トンの蓄積がある持続型資源としても注目を集めている。
  航空機部材として有名なPAN系炭素繊維,防弾チョッキにも使用されるアラミド繊維と比較して各々特長を有することから、今後CNFは「広範な用途・分野に応じて使用され、各々並存する。」とみられている。コスト的には現在パルプが60-80円/kgであることからら、経済産業省のロードマップによると2030年には400円/kgが見込めるとされている。ナノ化する方法としては大別すると「機械的処理」法と「化学的処理+物理的処理」法があり、最近は酢酸菌が産生するバクテリアナノセルロースの工業生産にも目途が立って来た。
  CNFの補強繊維としての特性に着目して、京都大学/矢野グループは約10年前からポリプロピレン等の疎水性熱可塑樹脂との複合化を検討しており、近年パルプ繊維を化学変性することでナノ化と樹脂への均一分散を同時に達成させる『パルプ直接混練法(京都プロセス)』を開発した。機械的解繊法は、九州大学/近藤グループの水中カウンターコリジョン法他が知られている。化学的処理法としては東京大学/磯貝・齋藤グループのTEMPO酸化法が、またバクテリアセルロースとしては北海道大学/田島グループの発酵ナノセルロースがある。
  すでに、製紙関連企業を中心に全国で多くの実証プラント・生産拠点が設けられCNF開発・実用化への動きは活況を呈している。『部素材産業-CNF研究会』調査によると、CNF関連サンプル提供企業が14社を超え(2017年9月11日現在)普及に向け課題の一つとされるコスト問題の対応も進んでいる。
京都市産業技術研究所は上述『京都プロセス』開発機関の一つとして、PA6、POM、PP、HDPEなど各種CNF強化樹脂としての横展開を図り、特性評価を進める一方、オールジャパンでのCNFの社会実装に向けた産業界への支援、さらに地域々々ごとの特徴に応じたCNFの地域展開に伴う諸活動を積極的に進めている。
座談会
テーマ「セルロースナノファイバー材料の可能性と自動車産業における期待」
◆パネラー◆
京都大学/臼杵有光氏
トヨタ紡織㈱/鬼頭 修氏
三菱エンジニアリングプラスチックス㈱/丸山博義氏
地独)京都市産業技術研究所/仙波 健氏
◆モデレータ◆
㈱矢野経済研究所/船木知子氏
(1) 現在のCNF複合材料の開発状況と課題
CNFとPA6、POMなど樹脂複合化において、
①剛性-耐衝撃性のバランス均衡を図ることはトレードオフの関係にあることからなかなか難しい。
②成形加工上でのハンドリングや特性の点から耐熱性の低さは課題と考えられる。
③機械的強度安定性の点からは樹脂への分散性も課題となる。
(2) CNF複合材料での解決策案
課題の①についてはゴム,エラストマーの添加法が一つの方法として検討されている。②では幾つかの化学的変性処理で効果がみられる。③でも変性パルプと混練加工技術のマッチンングによる解決策が報告されている。
(3) 自動車産業への期待
自動車を取り巻く環境面-商品性の視点で最も重要な課題の一つに軽量化がある。自動車の基本性能「走る・曲がる・止まる」の信頼性を高めつつ、環境ビジョンを鑑むと植物由来のCNFは候補であるが、部材としての必然性はまだはっきりしていない。
一方、サスティナブルモビリティーの将来像をイメージしながらLCAの視点で考えると、CNFは環境負荷の少ない商品開発・設計に適合するため明らかに有効な材料と考えられる。
自動車の軽量化において樹脂化の動きは機会と捉えられる。機械的強度面や加工実績面から炭素繊維が候補の一つではあるが、カーボンオフセットまで考慮に入れるとCNFは大変魅力のある材料と言える。
更に軽量化の視点では発泡成形がしやすい特徴がある。発泡度合いを上げて比重を下げても所定の機械的強度を得られることが確認できている。
他にもリサイクル性,滑り性向上による発熱抑制やメッキ性などCNFには特筆すべき利点が見受けられる。

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展示会出展
N-Plus展示会(2017/9/13-15 東京ビッグサイト東ホール)に機能性フィルム研究会会員12社が研究会パビリオン(合同展示ブース)に出展されました。

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2017年8月特別例会および第13回機能性フィルム産学連携ラボ報告(参加者:連携ラボ45名、特別例会55名)

日 時
2017年8月30日(水)13:00~17:30
場 所
地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター本部 イノベーションハブ(地図はこちら
「機能性フィルム産学連携ラボ」討議要旨
「フィルム、プラスチックのひっかき硬度試験方法と標準化について」
1)事務局より連携ラボの紹介とこれまでの経緯説明を行い、次いで都立産技研 佐熊氏より「塗膜の表面硬度と傷-鉛筆引っかき試験に対する一考察」について現在の評価方法の問題展について説明が行われた。
2)討議により参加者全員から、「鉛筆硬度試験方法 JIS K5600」については、その試験方法並びに傷の判定方法などに対して何らかの問題を認識していることが確認できた。また、事務局側から提案した予備検討方法の内容(鉛筆代替プラスチック芯及び傷のCCDによる評価方法)に関して討議を行い、その内容に関しては再検討が必要であるとの結論を得た。同時に、本テーマに関する分科会(専門部会)の設置についても保留とした。
特別例会講演1
㈱トリニティーラボ 社長  野村 俊夫氏
「表面性状そして触覚評価」
トリニティーラボとは、トライボロジーを通してユーザーと一緒になって、研究、製造、市場開発を進めていくコンセプトの企業。
表面性状は物質表面の凸凹状態と肌質感で表され、工業的には、静摩擦、動摩擦により表現される。これを数値表現するために、各種の冶具が開発され、さまざまな手法でパターン表現されてきた。一方、触感表現に関しては、「ごわごわ」「ざらざら」から「つるつる」「すべすべ」などさまざまな擬声語、擬態語で表現されるが、これまでこれを定量化する手法はなかった。TribologyのなかにHaptics(触覚)と言う感性を導入して滑り感を評価するには、静摩擦係数発生過程と動摩擦係数領域での滑り状態から判定する必要がある。大学と共同開発した指紋パターン付き触覚接触子を起用し、触覚評価することに成功した。スマートフォンのタッチパネル指触り感、化粧品のすべすべ感、もちもち感、髪の毛の指滑り感、サラサラ感、食器洗剤処理後のヌルヌル感とキュキュッと感などが摩擦係数のパターンで解析できるようになった。現在では、ポータブル型も開発し、現場における触覚評価も可能となっている。その他、荷重を変化させたときの動摩擦係数の変化を通して傷の発生を検知、塗膜間に水平応力をかけて相間密着強度を測定する方法などが紹介された。
特別例会講演2
地方独立行政法人 東京都立産業技術開発センター 先端材料開発セクター長  清水 研一氏
「都産技研・先端材料開発セクターの紹介」
中小企業を対象とした総合支援事業の紹介。高度分析・試験機器(走査電子顕微鏡(SEM、EDX)、透過電子顕微鏡(TEM)、核磁気共鳴分析装置(NMR)、粒度分布装置、ガス吸着測定装置(比表面積・細孔分布の解析)、絶対PL量子収率測定装置(蛍光収率、吸収率の測定)、大気中光電子収量分光装置(イオン化ポテンシャル・仕事関数の測定)、遠心分離装置、スクリーン印刷関連装置(オーダーメード試験や機器利用にて対応)を利用した微粒子、薄膜応用機能性材料・環境対応製品などの開発事例が紹介された。
特別例会講演3
東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所 教授  宍戸  厚氏
「フレキシブルデバイス設計を指向した湾曲フィルムの表面ひずみ定量解析」
ジアゾベンゼンの光応答反応などナノスケールの分子応答を液晶などマクロ分子の配向性に応用するように、さまざまな光学・力学特性を有する物質の分子配列を制御することにより材料を設計することが可能となる。今後、開発が促進されるフレキシブルデバイス(ソフトマター)では変形に対するデバイスの性能変化(低下)が課題となり、そのメカニズムの解明、定量化が必須となる。特にデバイス化された多層製品の場合、数値解析によるシミュレーションにより対応可能不可、耐久性などの予想がつけられるようになり、技術開発、製品開発の加速につながっていく。具体的には、湾曲による表面ひずみ(膨張および収縮)を簡便な光学的な手法により精度よく表現することに成功した。また、現実的な動きとして、押し込みによる湾曲の解析(表面ひずみと曲率半径)にも応用できることが分かった。今回開発した表面ラベルトレーディング法により、これまでマンドレル試験など定性的にしか表現できなかった「ひずみ」を精度よく、定量化することが可能となったことなどが紹介された。

2017年7月夏季特別研修報告(京都工芸繊維大学・長もちの科学開発センター、マテリアルライフ学会関西支部と共催:参加者93名)

日 時
2017年7月7日(金)
場 所
京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 60周年記念館(地図はこちら
センター紹介
京都工芸繊維大学 長もちの科学開発センター長  西村 寛之氏
「長もちの科学開発センターの活動と産学連携」
長もちの科学開発センターは、京都工芸繊維大学の教育研究プロジェクトセンターの位置づけとして、工業製品の長期信頼性や耐久性に関する研究に取り組む開発センターの紹介があった。研究の進め方としては、研究室で蓄積した基礎研究テーマをコアとして応用研究を企業等と共同研究や受託研究とする産学連携を中心に推進しており、講演会や情報交換会(長もちの研究会や長もちの科学シンポジウム)、技術コンサルティングの活動も活発に行っている。また、企業での研究や開発の経験者らで構成する10名のシニア・フェローがセンターの活動をサポートしていることも特色である。「おもしろサイエンス 長もちの科学」(日刊工業新聞社刊)や「工業製品・部材の長もちの科学」(エヌ・ティー・エス刊)の書籍も出版している。
講演1
京都工芸繊維大学 長もちの科学開発センターシニア・フェロー  細田  覚氏
「化学発光法(ケミカルルミネッセンス)によるフィルム等の劣化評価」
高分子材料のライフサイクルにおける劣化の評価として、高分子材料が発する微弱な化学発光をとらえ、劣化の状況や種類を評価する手法についての概説であった。空気中や不活性ガス中で化学発光強度の速度論的解析から得られる化学発光パラメーターが材料の安定性や添加剤性能の評価指標となる。また、発光機構の解明には材料構造などの解析結果とあわせて解釈することが肝要であり、機械的や電気的なストレス誘起発光に関しては材料破壊機構に関連する情報を与えると考えられるが、まだ未解明な領域でもある。今後、更なる一般化のためには、実用耐久性評価と対応データの蓄積、測定法の標準化などが課題である。
講演2
京都工芸繊維大学繊維学系 先端ファイブロ科学専攻助教  山田 和志氏
「機能性ナノ加工フィルムの創製及びシンガポール国立大学の先進的な研究環境」
機能性ナノ加工フィルムとして、高分子超薄膜中にターゲット金ナノ粒子を固定化し、その基板に対する可視光レーザーアブレーションによる微細ナノホールの創製の手法や構造についての発表があった。レーザーアブレーションを誘起させることで世界最小のナノ加工を行うことに成功し、金ナノ粒子のサイズまたはコーティング薄膜の厚みや種類等を変えることにより、ナノ加工サイズや形状を制御できることも見出した。また、客員研究員であったシンガポール国立大学について、世界中からの先端技術の研究者招聘や充実した研究環境設備等についての紹介があった。
講演3
京都工芸繊維大学 長もちの科学開発センターシニア・フェロー  久米 辰雄氏
「社会インフラの長もちを考える」
橋梁をはじめとする社会インフラについて、鉄やセメントなどを用いた構造物の耐久性に関する最近の多くの事例とともに、設計とメンテナンスの重要性についての概説であった。鉄系やコンクリート構造物の設計・耐久性評価技術に関し、寿命(耐用年数)の定義と長寿命化の考え方についての解説があった。建設後の適切で定期的なメンテナンスにより耐久性が大きく向上することについて、エッフェル塔や東京タワーなどの紹介があった。また、急峻な河川での流れ橋など、日本の地形や気象にあわせる工夫や留意すべきポイントに関する考察もあった。
講演4
熊本大学大学院自然科学研究科 産業創造工学専攻物質生命科化学講座教授  國武 雅司氏
「分子の気持ちで考える機能性フィルム―合成・構造・機能の相関性の探査―」
当研究会編の「産業を支える機能性フィルム」で講評を紹介いただいた國武先生から、自己組織化材料の合成・構造・機能の相関に関する講演であった。有機・無機ハイブリッド材料としてシルセスキオキサンとシロキサンの籠と鎖を融合したナノ元素ブロック構造を有する全シロキサンポリマーについて、構造制御による透明性や複屈折などの物性に加え、ソフトマテリアルでありながら低線膨張係数などの特殊な機能の発現も見出した。その他、両連続性マイクロエマルションによるハイブリッド材料や液液界面クリック反応によるナノフィルム形成などの先進的な研究についても紹介があった。
連載講演
(株)矢野経済研究所 インダストリアルテクノロジーユニット 素材産業グループ マネージャー  船木 知子氏
矢野経シリーズ「船木知子の市場レポート」
今回は、自動車用加飾フィルム市場の展望と戦略に関する紹介があった。自動車用加飾フィルムとして、内装用、外装用の最近の市場動向に加え、水圧転写、成形同時加飾、真空・圧空圧着成形の技術動向や市場について、また、今後の展望や戦略として、意匠性に加え塗装やメッキ代替以上の機能付与の必要性に関する解説もあった。

2017年6月例会報告:参加者126名

日 時
2017年6月6日(火)13:00-17:00
場 所
日本化学会化学会館7階ホール(地図はこちら)
講演1
MORROW/CREATION 代表  諸岡 信一氏
「サーフェイスデザインと触感表現の未来」
デザインの役割は大きく変化したが、造形処理・表面処理の技術は、デザインをする上で大きな課題で有る事に変わりはない。また加飾と表現するその大半は、別素材に似せるイミテーションの世界とも言え、見事に化ける技術を担って来た。しかしながら、加飾が可能とする技術が進化しても、別素材を演じるということにおいては何ら根源的に変わっていない。すなわち真のクリエイティブな域には達していない。 現状、外観コストの確保は重要な課題であり、表面処理における付加価値向上なしに、コストダウンの克服できないが、サーフェスの付加価値を『視覚+触覚』で多層構造にする事で、イミテーションを越える付加価値創造の可能性が有ると提言したい。今後3Dデジタルツールの進化によって、サーフェスデザインの可能性はますます拡がるだろう。また皮膚の情報伝達力の多様な機能役割が、今後サーフェスの上に在ってしかるべきだと考える。次世代に大いに期待している。
講演2
㈱FUK 市場開発部長  森   健氏
「車載ディスプレー  夜明け前」
歴史的なクルマの変革期に有る現在、ディスプレイにおいても、カーナビゲーションに留まらず多くの情報を表示されることが望まれ、安全性は元より、カーインテリアデザインの統一感や人は曲面を好むという研究の流れの中で、各自動車メーカーが注目するのが、車載向けの『曲がるディスプレイ 』である。技術的な課題も多く、まだ普及には至っていないが、今後市場の拡大が期待され、5月末の『SID DISPLAY WEEK 2017 シンポジウム』においても、大手メーカーと車載ディスプレイの動向説明をした後に出て来た言葉は異口同音に、大型化(パノラミック)・ 曲面 ・ マルチスクリーン ・ センサー付き であった。すなわち、「新たな車載ディスプレイを可能にする要素」として、異形・曲面・パノラミック・視認性・カバーレンズ素材であり、ジェスチャー機能・パプティック機能・マルチタッチ機能が望まれている。ディスプレイの曲面対応、大型化etc,は 必然的なクルマ市場の流れで、それに呼応した材料の発掘、開発が各社で進められ、エコシステムの形成が始まっている。 今まで、TIER1、クルマメーカーが欲しても手に入れられなかった 新世代のCID、インスツルメントクラスター が、今まさに生まれようとしている。車載ディスプレイの夜明けは近い。
講演3
Ukai Display Device Institute 代表  鵜飼 育弘氏
「フレキシブルデバイス実現と機能フィルムへの期待」
・ディスプレイの進化はフラットからフレキシブルへ
・フレキシブル化の鍵は 如何に薄く、軽く、堅牢に
・生産工程は、枚葉方式からロール・ツ・ロールが基本
・現状のフレキシブルOLEDの製造は グレーンプロセスとは程遠い
・フレキシブルディスプレイの候補はAMOLEDのみではない
・コントラスト比の比較は暗室の値のみではなく、周囲光下での評価が重要
・TET-LCDとAMOLED は一長一短がある
・フレキシブルデバイスの性能を左右するのは機能フィルム
・素材、プロセス、装置、応用を見据えた開発実用化が重要
・日本はOLEDでは韓国に後塵を拝している。新規材料と製造方法で差別化を図るべき
・デバイスの製造中心のビジネスモデルの転換が求められる
・オール有機(OTFT駆動によるディスプレイ)を直接基板にグリーンプロセスで作製しロール・ツ・ロール(R2R)による生産がターゲット
矢野経済研究所シリーズ
(株)矢野経済研究所 インダストリアルテクノロジーユニット 素材産業グループ マネージャー  船木 知子氏
3月末に「2017年版 静電容量方式タッチパネル・部材市場の徹底分析」と題するマーケットレポートを上梓。 市場・構造説明からの現状と展望、主材料メーカー動向を紹介。また同じく「2017年版 工業用フィルムコンバーター市場の展望と戦略」も上梓。受託加工を主力とするコンバーター各社を紹介。
会員報告
比果産業㈱ : 紫外線吸収剤とHALSについて
①水溶性UVA ・水系剤への直接投入・乳化不要によるコストダウン・高い有効成分含有量
②長波長カットUVA ・ブルーライトカット用に開発・380nm付近から立ち上がる吸収曲線・光学用途に適する低い着色性・400~450nm付近の吸収に適している。
エア・ウオーター・マテリアル㈱国際事業部 : 2015年 井上喜(株)と阿部電材(株)が合体し発足。東南アジア・中国を中心とする電子機器、自動車、半導体、液晶、電子部品等の顧客へ、日本・海外7か国・13拠点のネットワークを活かし国内同等の納入体制で提供をしている。

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2017年4月例会報告:参加者84名

日 時
2017年4月13日(木)13:00-16:55
場 所
日本化学会化学会館大ホール(地図はこちら
総  会
2017年3月末時点の会員登録状況
法人会員(海外会員2社含む):142社、賛助会員:12名
1号議案(2016年度活動報告)、2号議案(会費、書籍販売、交流会収支報告)及び3号議案(2017年度運営体制、活動計画、予算計画)はすべて承認決済された。
年次活動方針
●活動テーマ「市場が求める機能性フィルムの追及」
●重点課題:
①次テーマに沿った、例会、夏季特別研修での魅力ある講演テーマ、講師招聘と開催
②7月夏季特別研修での京都工芸繊維大学「長持ちの科学開発センター」との共催
③展示会共催(9月、2018年2月)と展示ブースの有効利用による会員情報、研究会の広報活動と新規会員誘致
④「機能性フィルム産官学連携ラボ」(略称:連携ラボ)における「鉛筆硬度試験法」に関するテーマ化の可否と新規テーマ探索
⑤ホームページ内容の再編と活用方法の検討
⑥書籍「産業を支える機能性フィルム」完売によるPOD化推進と内容改編可否の検討
⑦会員からの情報提供及び外部とのビジネスマッチング促進に関する検討
講演1
東京電機大学 理工学部 生命理工学教授 農学博士 椎葉 究氏
「微生物による環境修復技術とそのマテリアル」
●微生物を用いた浄化(バイオレメディエーション)
環境汚染(土壌汚染や水質汚染等)問題に対して循環型社会にしていくため生物学的修復技術に関する以下の技術紹介があった。
1)「バイオスティミュレーション」とは、もともと存在している微生物をもちいて分解・浄化させる方法であり環境条件や微生物が活発になるような栄養を添加する。例として、微生物を用いた下水処理技術、油汚染土壌のバイオ処理技術などが紹介された。
2)「バイオオーギュメンテーション」とは人工的に分解菌を添加する方法であり、例として六価クロム汚染土壌の浄化、有機酸を生成する菌を添加し、土壌pHを低下させて土壌中の六価クロムを無害な三価クロムに反応しやすいようする方法であるが、生物汚染の問題があり、バイオスティミレーションが積極的に研究されている。
●バイオエネルギー生産技術と副産物
微生物を活用した技術は浄化だけではなく、エネルギー生産技術にも用いられている。代表例として木材を用いたバイオエタノールの生産が紹介された。なお、エタノール生産では、リグニンの抽出と活用、セルロースの分解が課題となっているとのことであった。
講演2
(元)警視庁捜査一課長、(現)石川県観光特使 光眞 章氏
「警察捜査の進化と深化」
●個人情報による捜査の進展が目覚ましい 社会治安の維持するため素早い検挙が求められている。素早く正確に検挙をするための捜査の方法が、被疑者の取り調べ・供述による判断を重視→指紋とDNA型鑑定による個人の特定→「3N」(NTT:通話履歴、Nシステム:自動車ナンバー自動読み取り装置による車両追跡、DNA:遺伝子情報による個人の特定)による情報取得→「4つのK」(顔、口座、車、携帯)による判断へと進展していった。また普及により捜査の領域は拡大するなか、個人情報の扱い方にも厳しくなっている。
しかしながら災害が発生した場合、個人情報の照合の一つである指紋認証は、警察にて保管している個人情報(指紋等)は犯罪歴のある者だけであり、一般で犯罪歴の無い者の身元確認には適用できない。またDNA鑑定では血縁者がいないと判定できないし、また費用がかかる。歯形・身体の特徴でも正確に判断できず、間違えるケースも多いことから費用をかけずに、誰にでも適応できる身元確認方法とシステムが必要と考え、新たな身元確認手段「足紋」の活用を提唱されている。足紋は足にある皮膚紋理であり、指紋のように一人ひとり異なる。NECと協力し、足紋を瞬時に撮影し記録する機械を開発し、現在地域にて足紋を管理し、もしもの際の身元確認に活用できるよう進めている。NHKの朝の番組で取り上げられた際のビデオを披露され足紋について紹介があった。
会員報告
共同技研化学㈱ : 開発技術課の渡辺文子氏より会社概要と製品を通じた多機能性への取組みについて、ヒーストッパ―(表面改質技術+分散混合技術により150℃以上で軟化して膨張促進する機能の付与)、メカニカルファイバー(コーティング技術+分散混合技術による不織布基材テープと基材レステープのハイブリット化製品)の製品、技術紹介があった。

2017年4月例会2017年4月例会2017年4月例会

2017年活動報告

年次活動テーマと重点課題

  1. 2017年度年次活動テーマは「市場が求める機能性フィルムの追及」
  2. 年次テーマに沿った例会、夏季特別研修での魅力ある講演テーマ、講師招聘と開催。
  3. 7月夏季特別研修での京都工芸繊維大学「長持ちの科学開発センター」との共催。
  4. 展示会共催(2017年9月、2018年2月)と展示ブースの有効利用による会員情報、研究会の広報活動と新規会員誘致。
  5. 「機能性フィルム産官学連携ラボ」(略称:連携ラボ)における「鉛筆硬度試験法」に関するテーマ化の可否と新規テーマ探索。
  6. ホームページ内容の再編と活用方法の検討。
  7. 書籍「産業に資する機能性フィルム」完売によるPOD化推進と内容改編可否の検討。
  8. 会員からの情報提供及び外部とのビジネスマッチング促進に関する検討。

2017年度第1回例会および2016年度(第16回)年次総会(企画担当:共同技研化学㈱ 濱野 尚吉氏(会員)/事務局)

参加者84名、交流会:66名 
日時2017年4月13日(木)13:30~17:00
場所日本化学会化学会館ホール
講演①「微生物による環境修復技術とそのマテリアル」東京電機大学理工学部 生命理工学系教授 農学博士 椎葉 究(しいば きわむ)氏、②「車載ディスプレー夜明け前」㈱FUK 企画・営業部 市場開発部長 森 健氏、③「フレキシブルデバイス実現と機能フィルムへの期待」UKAI Display Device Institute 鵜飼 育弘氏
矢野経シリーズ「船木知子の市場レポート」(船木幹事)
会員報告2社(比果産業㈱、エアウォーターマテリアルズ㈱)

第2回研究会(企画担当:㈱FUK(現:㈱Screenラミナテック)安川 徹幹事/事務局)

参加者126名、交流会:103名
日時2017年6月13日(火)
会場日本化学会化学会館ホール
講演①「デザイン視点でのサーフェスの機能性」Morrow Creation 代表(元シャープ㈱)諸岡 信一氏、②「車載ディスプレー夜明け前」㈱FUK 企画・営業部 市場開発部長 森 健氏、③「フレキシブルデバイス実現と機能フィルムへの期待」 UKAI Display Device Institute 鵜飼 育弘氏
矢野経シリーズ「船木知子の市場レポート」(船木幹事)
会員報告2社(比果産業㈱、エアウォーターマテリアルズ㈱)

夏季特別研修会(企画担当:大阪ガス㈱ 川崎 真一運営委員/事務局)

参加者54名、交流会:47名
日時2017年7月3日(月)
場所京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパス、60周年記念館 長もちの科学研究センター
見学会美術工芸資料見学見学
講演「長もちの科学開発センターの活動と産学連携」京都工芸繊維大学 長もちの科学開発センター長 西村 寛之氏、①「化学発光法(ケミカルルミネッセンス)によるフィルム等の劣化評価」京都工芸繊維大学 長もちの科学開発センター シニア・フェロー 細田 覚氏(元住友化学㈱理事)、②「機能性ナノ加工フィルムの創製及びシンガポール国立大学の先進的 な研究環境」京都工芸繊維大学 繊維学系 先端ファイブロ科学専攻 助教 山田 和志氏、③「社会インフラの長もち」京都工芸繊維大学 長もちの科学開発センター シニア・フェロー 久米 辰雄氏、④「分子の気持ちで考える機能性フィルム―合成・構造・機能の相関性の探査―」 熊本大学 大学院自然科学研究科 産業創造工学専攻物質生命科化学講座 教授 國武 雅司氏
矢野経シリーズ「船木知子の市場レポート」自動車用加飾フィルムの展望と戦略に関しての紹介。(船木幹事)

特別例会兼第14回連携ラボ

参加者55名、交流会:44名
日時2017年8月30日(水)
場所東京都立産業技術研究センター
討議第14回「機能性フィルム産学連携ラボ」(連携ラボ)討議 「フィルム、プラスチックのひっかき硬度試験方法と標準化について」(JIS K5600 鉛筆硬度試験方法の改良に向けて)
講演①「表面性状そして触覚評価」トリニティラボ㈱社長 野村 俊夫氏、②「都産技研・先端材料開発セクターの紹介」地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター 先端材料開発セクター長 清水 研一氏、③「フレキシブルデバイス設計を指向した湾曲フィルムの表面ひずみ定量解析」 東京工業大学 教授 宍戸 厚氏

第3回9月例会:N-Plus共催例会(企画担当:星光PMC㈱ 加藤 均幹事) 

参加者277名(当研究会135名、交流会:104名)
日時2016年9月13日(水)
場所東京国際展示場(ビッグサイト)東ホール
座談会「セルロースナノファイバー材料の可能性と自動車産業における期待」
講演「実用化段階を迎えているセルロースナノファイバーの最近の動向」地方独立行政法人 京都市産業技術研究所 研究戦略フェロー 北川 和男氏
矢野経シリーズ「船木知子の市場レポート」 CNF市場及び展望に関しての紹介。(船木幹事)
会員報告2社(㈱ディムコ、日本化工塗料㈱)

第4回研究会関西例会(企画担当:㈱エスケーエレクトロニクス 西中 勝喜氏(会員)/事務局)

参加者74名、交流会:61名
日時2016年11月24日(木)13:00-16:45
場所京都テルサ
講演①パイオニアに学ぶ「アリの行動研究とIoTの活用」京都工芸繊維大学 昆虫先端研究センター教授 秋野 順治氏、②京都ゆかりの企業に学ぶ 堀場製作所の社是「おもしろおかしく」について」㈱堀場製作所上席顧問 石田 耕三氏、③「塗布技術を用いたフレキシブル有機ELディスプレイ」 山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンター准教授 水上 誠氏、④「分子凝集制御を基盤とした機能性材料の創製」立命館大学 生命科学部応用化学科教授 堤 治氏
会員報告DIC㈱

第5回研究会:「新機能性材料展」共催例会(企画担当:安田 大助運営委員/㈱JTBコミュニケーションデザイン/事務局)

参加者250名、交流会:138名
日時2017年1月19日(木)13:00-17:00
場所機械振興会館
講演 「車載用ディスプレイの市場動向と求められる技術」Tianma Japan㈱ 営業本部車載営業部 プロダクトマネージャー 羽原 啓史氏
座談会「次世代自動車のおけるエレクトロニクス化の現状と将来への課題」パネリスト: ① 日産自動車㈱車両要素技術開発本部 内外装技術開発部 内外装 HMI 開発グループ 主管 山本 哲也氏、②国立研究開発法人産業技術総合研究所 フレキシブルエレクトロニクス研究センター 副研究センター長 牛島 洋史氏 ③ NISSHA㈱デバイス事業部技術開発部 部長 西川 和宏氏、④Tianma Japan㈱ 営業本部車載営業部 プロダクトマネージャー 羽原 啓史氏、モデレーター:㈱矢野経済研究所 船木 知子氏(研究会幹事)
会員報告4社(㈱東京プロダクツ、㈱テクノフローワン、協和界面科学㈱、倉敷紡績㈱)

2016年活動報告

年次活動テーマと重点課題

  1. 2016年度年次活動テーマは「機能性フィルムで車&人社会に貢献を」
  2. 2016年9月、2017年2月ビッグサイトでの展示会主催者と共催の研究会開催とブース開設。
  3. ラドテック国際会議での招待講演(2016年10月27日:Hiltonホテル、お台場)実施。
  4. 機能性フィルムラボ構想(東京工業大学宍戸厚研究室)の具体化で「鉛筆硬度試験法」のテーマを討議開始。
  5. ビッグサイトでのブースの有効活用の検討により、会員有志による出展で大盛況。ホームページの内容見直しの検討も開始。
  6. 夏季研修(7月1日:Spring-8見学会及び講演)、関西例会(11月24日:京都テルサ)を実施。

第1回例会および2015年年次総会(企画担当:松井事務局長・岡田事務局)

参加者65名
日時2016年4月7日(木)13:30~17:00
場所日本化学会化学会館ホール
講演①「東工大の紹介と分科会構想進捗報告」東京工業大学教授 宍戸 厚氏、②「ディスプレイのスパークルにおける革新的測定手法とその有効性」アフロディ㈱代表取締役 嶋 秀一氏、③「陶磁器が見たアジア」元Jetro 小川 洋志郎氏
総会新体制スタート(松井孝雄事務局長退任、新事務局長に岡田裕宏氏、事務局/会計補佐に矢島昌江氏、新会長に小口 清氏、運営委員に土井正人、川崎真一、安田大助、岡田裕宏各氏、新幹事に黒田健二郎氏がそれぞれ就任)

第2回研究会(企画担当:川崎運営委員)

参加者120名
日時2016年6月2日(木)
会場日本化学会化学会館ホール
講演①「インクジェット技術の可能性と課題~技術の追究と多様な応用への挑戦~」キヤノン㈱インクジェット事業本部 中島 一浩氏、②「技術に対する目線を変えれば、ビジネスチャンスは広がる~ビジネス目線の技術評価~」知財務㈱代表取締役 古庄 宏臣氏
会員報告尾池イメージング㈱、大日本印刷㈱、㈱JTBコミュニケーションデザイン、リードエグジビション

夏季特別研修会(企画担当:仲井会員)

参加者51名
日時2016年7月1日(金)13:00-17:00
場所姫路Spring8、姫路西播磨地場産業センター会議室
見学会大型放射光施設「Spring 8」見学
講演2) 「機能性フィルムの表面・界面解析」神戸大学大学院工学研究科応用化学専攻/自然科学系先端融合研究環 西野 孝教授

第3回研究会:N-Plus共催例会(企画担当:土井運営委員、安田運営委員、岡田事務局長) 

参加者277名(当研究会133名、一般参加144名)
日時2016年9月28日(水)
場所東京国際展示場(ビッグサイト)東ホール
座談会「2050年に向けた次世代の車と材料」(パネラー)トヨタ自動車㈱材料技術領域材料技術開発有機材料開発部長 間瀬 清芝氏、日産自動車㈱カスタマーパフォーマンス&CAE・実験技術開発本部材料技術部 高分子材料グループ主担 小松 基氏、日本ペイントオートモーティブ㈱Parts事業部副事業部長 小原 浩一氏、出光ユニテック㈱営業部担当課長 多田 圭志氏、(モデレーター)矢野経済研究所㈱ 船木 知子(研究会幹事)
講演「機能性材料の分散について」冨士色素㈱代表取締役社長 森 良平氏
会員報告荒川化学工業㈱、出光ユニテック㈱、メック㈱、イスラビジョンジャパン㈱

特別例会(企画担当:佐熊会員、松井特定テーマ推進担当)

参加者66名
日時2016年10月20日(木)13:30-17:00
場所東京都立産業技術研究センター
講演①「測定装置SAICASの開発と特徴」(元)ダイプラ・ウィンテス㈱社長 木嶋 芳雄氏、②「産官学連携ラボ&機能性フィルム研究会紹介」松井 孝雄・岡田 裕宏(事務局)
見学会4)東京都立産業技術研究センター紹介と設備見学
会員報告「アンチグレアフィルムとぎらつき」㈱ダイセル 研究開発本部コーポレート研究センター主任研究員 林 正樹氏

Radtech Asia 2016

日時2016年10月27日(木)9:00-9:20
場所ヒルトン東京お台場 Room A(G4 Function Coating)
講演“Introduction of Society for Specialty Film” 岡田 裕宏(事務局長)

第4回研究会関西例会(企画担当:窪田会員、佐熊会員、岡田事務局長)

参加者72名
日時2016年11月24日(木)13:00-16:45
場所京都テルサ
講演①「メックのコア技術誕生までの寄り道話し」メック㈱ 執行役員 研究開発本部長 中村 幸子氏氏、②「アンチグレアフィルムのギラツキ制御と定量化技術」㈱ダイセル 研究開発本部コーポレート研究センター 主任研究員 林 正樹氏、③「SAICAS装置とその応用」(元)三菱電機㈱ 西山 逸雄氏
会員報告エスケーエレクトロニクス㈱、中島工業㈱

第5回研究会(企画担当:黒田幹事、岡田事務局長)

参加者85名
日時2017年1月19日(木)13:00-17:00
場所機械振興会館
講演 ①「ダイヤモンド薄膜の合成と応用」東京理科大学研究推進機構総合研究院 光触媒研究推進機構 准教授 寺島 千晶氏、②「地政学から見た日本経済~グローバル化の中、地方から若い女性が消える!」 金沢工業大学情報フロンティア学部経営情報学科教授、国際交流センター副所長、㈱北國銀行社外取締役 大砂 雅子氏、③「光触媒の現状とこれからの期待」東京理科大学学長 藤嶋 昭氏、④「『機能性フィルム産官学連携ラボ』」推進について」東京工業大学科学技術創成研究院化学生命科学研究所 教授 宍戸 厚氏
会員報告三菱レイヨン㈱、㈱メック

第6回研究会(企画担当:小島会員、岡田事務局長)

参加者会員137名、一般・立見含め約300名
日時2017年2月15日(水)13:15-16:45
場所東京国際展示場(ビッグサイト)東ホール
講演①「炭酸ハイブリッド塗装システム~塗装・シンナーのVOCを半減~」長瀬産業㈱ナガセアプリケーションワークショップ(NAW) 光本 政敬氏、加美電子工業㈱取締役 開発部部長 早坂 宣晃氏
座談会「有機EL市場に向けたLCDパネルメーカー・フィルムメーカーの狙い」(パネラー)ジャパンディスプレイ㈱執行役員CTO・次世代研究センター長(博士)瀧本 昭雄氏、日本ゼオン㈱執行役員 高機能樹脂・部材事業部長 事業部長 豊嶋 哲也氏、大日本印刷㈱執行役員 ファインオプトロニクス事業部事業部長 土屋 充氏、(モデレーター)㈱矢野経済研究所インダストリアルテクノロジーユニット エネルギー&機械産業グループグループ長 日栄 彰二氏(研究会会員企業)
会員報告Eternal Materials Co., Ltd、綜研化学㈱、㈱喜多村

2015年活動報告

年次活動テーマと重点課題(2016年3月末現在:法人会員137社、賛助会員11名、前年比10社増)

  1. 2015年度年次活動テーマは「機能性フィルムで新たな市場の創生(車とIoTに注目)」
  2. 機能性フィルム創立15周年記念会TEPIAで開催。
  3. 10月例会はエヌプラスと1月は加工技術研究会とビッグサイトで共同開催。
  4. 夏季特別研修会を7月9日三井化学の協力で愛知県田原の大規模太陽光発電所見学。
  5. 10月と1月展示会でブース設置。5社の会員のポスター展示とデモ。本販売24冊。

第1回例会および2014年年次総会(企画担当:萬会員)

参加者98名
日時2015年4月9日(月)13:30~17:00
場所東京理科大学森戸記念館 地下第一フォーラム室
講演①「機能性フィルムのための成膜技術」東レエンジニヤリング㈱ 寺田 豊治氏、②「段差痕対策クッション巻芯とITOフィルム」長岡産業㈱ 長岡 利典氏、③「宍戸研究室紹介と機能性フィルムラボ構想」東京工業大学 准教授 宍戸 厚氏
総会新幹事2名、新事務局2名選出(岡田事務局&山口会計監査)
会員報告新日鉄住金化学㈱、Cybrid Technologies Inc、バンドー化学㈱、N-Plus事務局

第2回研究会創設15周年記念大会(企画担当:松井事務局)

参加者144名
日時2015年6月11日(水)13:00~17:00
会場TEPIA
講演①「機能性フィルム研究会15年の歩み」松井孝雄事務局長、②「リチュームイオン2次電池の製造工程と装置」泉化研㈱(元㈱クレハ) 菅原 秀一氏、③「雑誌編集を通じて感じる事」㈱加工技術研究会 編集長 川上 幸一氏

夏季特別研修会(企画担当:福田執行役員と松井事務局)

参加者60名
日時2015年7月3日(木)12:50~17:00
場所田原市太陽光発電施設&崋山会館
見学会現地での発電所見学と説明(福田執行役員による)
講演①「太陽電池の信頼性と長寿命化の課題」大阪大学教授 太和田 善久氏、②「三井化学の成長戦略と技術・研究開発戦略」三井化学執行役員 星野 太氏、③「田原市の産業の紹介と観光案内」田原市役所政策推進部課長 大羽 浩和氏

第3回研究会:エヌプラスとの共同開催(企画担当:安川幹事と松井事務局) 

参加者277名(当研究会133名、一般参加144名)
日時2015年10月1日(木)
場所東京ビッグサイト展示場内講演会場
座談会「車部材における機能性フィルムの役割」(パネラー)日産自動車㈱ 小松 基氏、東工大 宍戸 厚氏、出光ユニテック㈱ 多田 圭氏、(司会)㈱矢野経済研究所 船木 知子氏
講演①「車載ディスプレイ用光学フィルムと加飾フィルム」バンドー化学㈱ 迫 康浩氏、②「フレキシブルデバイスのラミネーション技術」㈱FUK 佐伯 和幸氏
会員報告協立化学産業㈱

第4回研究会関西例会(企画担当:伊藤幹事)

参加者74名
日時2015年11月27日(金)13:30-17:00
場所神戸大学農学部 瀧川記念学術交流会館
講演①「膜技術の最近の進歩―FO膜プロセス」神戸大学教授 松山 秀人氏、②「強くしなやかな美しい国日本」衆議院議員 文部科学委員長 福井 照
会員報告㈱ユニチカ、大槻工業㈱、トーヨーケム㈱、ネオス㈱

第5回研究会(企画担当:安永副会長・松井事務局)

参加者122名
日時2016年1月28日(木)
場所東京ビッグサイト会議棟1F会議室
講演 ①「未来創造&未来ビジネス創造への取り組み」㈱矢野経済研究所 矢野 初美氏、②「企業と知財・競争優位を守るもの」光和綜合法律事務所弁護士 竹岡 八重子氏
会員報告ソマール㈱ 、綜研化学㈱ 、日華化学㈱

第6回研究会(企画担当:安田幹事・岡田事務局)

参加者160名
日時2016年2月25日(木)13:00-17:00
場所機械振興会館ホール
講演①「残念な人の英語勉強法と日米ビジネス環境」Dean. R. Rogers氏、②「自動車産業における機能性フィルムの課題」トヨタ自動車㈱ 間瀬 清芝氏
会員報告サンテックオプト㈱、デクセリアルズ、綜研化学㈱、日東電工㈱

2014年活動報告

年次活動テーマと重点課題(法人会員113社、賛助会員12名(前年比7社増))

  1. 2014年度年間テーマは「機能性フィルムの創生を通じて世界に貢献」
  2. 単行本『産業を支える機能性フィルム』の完売後(2014年度内を想定)の対応策を検討(改訂版として増刷するのか?続巻を企画するのか?)。
  3. 7月夏季研修会を東北大学で開催。
  4. 9月例会は、Nプラスとの初の共同開催とし、東京ビックサイトを会場に講演会を企画。
  5. 11月の関西例会は京都で開催。

第1回例会および2013年年次総会(企画担当:千野会員)

参加者81名
日時2014年4月21日(月)13:30~
場所東京理科大学森戸記念館 地下第一フォーラム室
講演講演「機能性フィルム創生の要「塗布技術」とトラブル事例」技術コンサルタント(元富士フイルム&元千代田グラビア) 千田 直義氏、「ポジティブ思考の撮影術」日本写真家協会会員 岩本 恵次氏
総会1号議案「2014年運営体制:新幹事3名、新事務局2名選出(退任:顧問1名 幹事1名)
2号議案「2013年度事業報告(事業報告、出版報告、懇親会費の余剰金寄付の件。事業決算報告、出版決算報告)」
3号議案「2014年度事業計画、事業予算案(別途銀行残高証明などの回覧資料あり)」
会員報告㈱三井化学分析センター、㈱ポラテクノ、東レフィルム加工㈱

第2回研究会)(企画担当:宮地会員)

参加者102名
日時2014年6月4日(水)13:30~
会場機械振興会館 地下3階 研修室2
講演「太陽光発電市場の現状と展望」㈱資源総合システム 太陽光発電事業支援部 太陽光発電事業支援部 大東威司氏、「三井化学のフィルム用コーティング材料」三井化学㈱合成化学研究所 水田 康司氏
会員報告共同技研化学㈱、東洋包材㈱

夏季特別研修会(企画担当:川崎幹事)

参加者機能性フィルム研究会55名、ナノインプリント技術研究会 28名、東北大 19名)
日時2014年7月3日(木)
場所東北大学 片平キャンパス 片平さくらホール
講演「研究所のご紹介」東北大学 多元物質科学研究所副所長 垣花 眞人氏、「ナノインプリント技術の歴史・現状・そして未来」ナノインプリント技術研究会運営委員長 兵庫県立大学 高度産業科学技術研究所教授 松井 真二氏、「界面機能分子制御によるナノインプリントリソグラフィ」東北大学 多元物質科学研究所教授 中川 勝氏、「旭化成のロールナノインプリント技術」旭化成㈱生産技術本部 阿部 誠之氏

第3回研究会:エヌプラスとの共同開催(企画担当:松井事務局) 

参加者約380名(研究会参加者130名、一般参加者222名、飛び入り参加20数名)
日時2014年9月18日(木)
場所東京ビッグサイト展示場内講演会場
座談会「車と材料のこれから」元日産自動車㈱ 大庭 敏之氏(パネラー)、元トヨタ自動車㈱ 影山 裕史氏(パネラー)、㈱矢野経済研究所 清水 研氏(司会)
講演「車の快適、安全、軽量化に寄与する材料」日東電工㈱ 自動車材料事業部門部長 鈴木 康文氏、開発部 松田 栄司氏、「次世代の車を実現させるフィルム化技術」積水化学工業㈱ 開発研究所 機能材料開発センターグループ長 横田 知宏氏、「インパネにおける中間膜の強度評価」東京工業大学精密光学研究所 准教授 佐藤 千秋氏、共同技研化学㈱ 代表取締役社長 浜野 尚吉氏

第4回研究会関西例会(企画担当:奥山会員)

参加者95名
日時2014年11月26日(水)
場所京都テルサ東館二階第一・二セミナー室
講演「ひとひらの金箔に永久の夢」堀金箔粉㈱ 代表取締役 堀  智行氏、「加飾ニーズに応える機能性フィルム」尾池イメージング㈱ 営業部門部門長 山内 猛氏
会員報告㈱釣谷商店、㈱三ツワフロンテック、富士フイルム㈱、ダイキン工業㈱

第5回研究会(企画担当:加藤幹事)

参加者81名
日時2015年1月29日(木)
場所東京理科大学森戸記念館地下第一フォーラム室
講演 「グラフェンと銀ナノワイヤを用いた透明導電フィルムの開発」㈱東芝 研究開発センター/東芝リサーチ・コンサルティング㈱ 内藤 勝之氏、「セルロースナノファイバー強化熱可塑性樹脂の開発状況」星光PMC㈱ 横井 裕明氏
会員報告信越ポリマー㈱、日立造船㈱、三菱ガス化学㈱、ミノインターナショナル㈱

第6回研究会(企画担当:下田会員)

参加者113名
日時2015年2月26日(水)
場所機械振興会館 地下3階 研修室2
講演「プリンテッド・エレクトロニクスによるFPC(フレキシブルプリント配線板)技術開発」日本メクトロン㈱マーケティング室 執行役員 室長 松本 博文氏、「体系的開発手法で “利益と元気を出す仕組み” を創る ~利益と元気を出すツールの話~」㈱アイデア 社長 前古 護氏
会員報告出光ユニテック㈱、大阪ガスケミカル㈱、北村化学産業㈱、ロンシール工業㈱

2013年活動報告

年次活動テーマと重点課題(法人会員105社、賛助会員10名、学生1名)

  1. 2013年度年間テーマは「精緻な機能性フィルムを創意工夫で創出」
  2. 単行本『産業を支える機能性フィルム』出版後の活用と&フォロー(献本活動等)
  3. 7月夏季研修会を㈱ニデック(中部地区)で開催。
  4. 関西例会を11月に大阪大学で開催。
  5. 2015年の創設15周年に向けての外部への発信とホームページの活用化促進。

第1回例会および2013年年次総会(企画担当:松井事務局)

参加者73名
日時2013年4月12日(金)13:30~
場所東京理科大学森戸記念館 地下第一フォーラム室
会員報告
講演講演「透明バリアフィルム(GLフィルム)開発に象徴される凸版印刷の開発風土―融合と創生―」」凸版印刷㈱事業開発センター主席研究・機能性フィルム研究会会長 渡辺 二郎氏、「カラクリ人形に見る技の極意」、㈱大野精密 大野 勇太郎氏
総会1号議案「2013年運営体制:退任3名、新任1名(日東電工㈱伊藤幸一郎幹事)
2号議案「2012年度経過報告、懇親会会費内容報告、2012年度決算報告、監査報告、残高証明書」
3号議案「2013年度活動計画案、2013年度予算案」

第2回研究会)(企画担当:渡辺会長)

参加者118名(懇親会101名)
日時2013年6月13日(木)13:30~
会場機械振興会館 地下3階 研修室2
講演「MOT(技術経営)について」東京理科大学専門大学院 イノベーション学科教授 坂本正典氏、「タッチパネルの最新技術動向」Ukai Display Device Institute代表 工学博士 鵜飼育弘氏
会員報告JSR㈱、FUK㈱

夏季特別研修会(企画担当:中根会員)

参加者55名
日時2013年7月5日(金)
場所㈱ニデックショールーム(11:00~)&三谷温泉松風園(13:00~)
見学「㈱ニデックのショールームの見学と概要紹介」㈱ニデック広報課 坂口氏
講演「再生医療の産業化」㈱ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング代表取締役社長 小澤洋介氏、「人工視覚の現状と今後」㈱ニデック 研究開発本部人工視覚研究所所長 大澤孝治氏
会員報告日油㈱、日東電工㈱、中外炉工業㈱

第3回研究会(企画担当:船木会員) 

参加者105名
日時2013年9月27日(金)
場所機械振興会館 地下3階 研修室2
講演「静電容量タッチパネル部材市場の動向」㈱矢野経済研究所 船木上級研究員・相原シニアマネージャー、「機能性フィルムの表面力学解析」東京工業大学 資源化学研究所 宍戸  厚  准教授氏
会員報告グローバルマシーナリー㈱

第4回研究会関西例会(企画担当:伊藤幹事)

参加者67名
日時2013年11月26日(火)
場所大阪大学産業科学研究所 インキュベーションセンター1階講義室
講演「プリンテッドエレクトロニクスの現状と今後」大阪大学 産業科学研究所 菅沼克昭 教授、「プリンタブルなナノフォトニクスデバイス開発とバイオ分析技術への応用」大阪府立大学 遠藤達郎 准教授
会員報告三京化成㈱ 、大和川紙工㈱、中外炉工業㈱、㈱FUK

第5回研究会(企画担当:安永副会長)

参加者76名
日時2014年1月30日(木)
場所東京理科大学森戸記念館地下第一フォーラム室
講演 「自動車用窓ガラスと、ガラスメーカーが考える遮熱化」セントラル硝子㈱  硝子企画部次長兼商品開発課長 高松 敦氏、「銀座から見える日本の未来」㈱白坂企画 白坂亜紀氏
会員報告リンテック㈱、三井化学㈱、アテックス㈱

第6回研究会(企画担当:安田幹事)

参加者79名(懇親会76名)
日時2014年2月27日(木)
場所機械振興会館 地下3階 研修室2
講演「DLCロールによる薄膜コーティング」㈱都ローラー工業 製造技術部 町田 成康氏、「ウェブハンドリング技術について」大倉工業㈱ 設計開発部 藤本清二氏
会員報告㈱ダイセル、ダイセルバリューコーティング㈱、メルテックス㈱、一方社油脂工業㈱ 、杉岡会員(台湾のマックサインコーティングテクノロジー社の紹介)

2012年活動報告

年次活動テーマと重点課題(法人会員101社、賛助会員10名、学生1名(入会:11社、退会:7社(うち賛助3名))

  1. 2012年度年間テーマは「素材を生かす新たな機能性フィルムの創製」
  2. 単行本『産業を支える機能性フィルム』を会員の出資による自費出版で具体化
  3. 7月夏季研修会を山形大学城戸研究室にて開催(企画:日本ゼオン柏木幹事)
  4. 9月関西例会を京都工芸繊維大学で他の研究会と共同開催(企画:大阪ガス川崎会員)
  5. ホームページの月間ヒット数が3000件を越える(何の要因かは不明)

第1回研究会および2012年年次総会(企画担当:松井事務局&柏木幹事)

参加者74名(懇親会57名)
日時2012年4月18日(水)13:30~
場所東京理科大学森戸記念館 地下第一フォーラム室
会員報告星光PMC㈱、大日本印刷㈱
講演講演「エレクトロニクス用ハイバリアフィルムの現状と課題」明治大学 永井 一清教授、「ワーカー(家庭医)のネパールでの地域医療活動」、医学博士 楢戸健次郎氏。

第2回研究会(企画担当:㈱タッチパネル研究所 板倉会員)

参加者118名(懇親会101名)
日時2012年6月6日(水)13:30~
会場東京理科大学森戸記念館 地下第一フォーラム室
講演「タッチパネル産業と今後の材料開発動向」㈱タッチパネル研究所 板倉義雄氏、「静電容量方式タッチパネル・部材市場の動向」㈱矢野経済研究所 矢野初美氏。
会員報告㈱川上鉄工所、岩谷産業㈱、TASC、東京工業大学

夏季特別研修会(企画担当:柏木幹事)

参加者69名(懇親会60名)
日時2012年7月9日(月)
場所山形大学 工学部 卓越研究所
講演「有機エレクトロニクス研究センターの進展状況」卓越研究教授 城戸淳二氏、「フレキシブルディスプレイ基幹技術」卓越研究教授 時任 静士氏、「透明導電フィルムプロジェクト概要の紹介」卓越研究准教授 硯里 善幸氏、「Roll-to-Rollプロセスによる微細構造転写」卓越研究教授 伊藤 浩志氏。

第3回研究会 関西例会(企画担当:大阪ガス㈱川崎会員) 

参加者82名(懇親会59名)
日時2012年9月14日(金)
場所京都工芸繊維大学
講演「京工芸 蒔絵」京都工芸繊維大学 伝統未来教育センター特任教授 下出 祐太郎氏、「ポリオレフィン・エンプラ素材の紹介」アルケマ㈱ 宮保 淳氏、「PETフィルムの紹介」東洋紡㈱フィルム開発部 森重 地加男氏。

第4回研究会(企画担当:信藤幹事)

参加者97名(懇親会81名)
日時2012年11月13日(火)
場所東京理科大学森戸記念館地下第一フォーラム室
会員報告アトミクス㈱、ヘレウス㈱、倉敷紡績㈱、日本ペイント㈱、会員へのアンケート実施。
講演「スクリーン印刷法による細線パターン形成」互応化学工業㈱ 古河輝夫氏、信藤敬次郎氏、NBCメッシュテック㈱ 佐野裕樹氏、「光機能性フィルムの創製とソフトマターメカニクスの開発」東京工業大学資源化学研究所高分子材料部門 准教授 宍戸 厚氏。

第5回研究会(企画担当:鹿野幹事)

参加者75名(懇親会55名)
日時2013年1月29日(火)
場所東京理科大学森戸記念館地下第一フォーラム室
会員報告関西ティーイーケー㈱、㈱)凸版TDKレーベル
講演 「経済社会における暴力排除の現状」虎ノ門中央法律事務所 今井 和男弁護士、荒井 隆男弁護士、「中小企業のアジアにおける知財戦略」吉田国際特許事務所 吉田 芳春所長。

第6回研究会(企画担当:出光興産㈱和田会員)

参加者79名(懇親会70名)
日時2013年2月27日(水)
場所東京理科大学森戸記念館地下第一フォーラム室
会員報告日本ミクロコーティング㈱、三井化学東セロ㈱、㈱フルヤ金属
講演「出光興産における電子材料の研究開発」出光興産㈱先進技術研究所 楠本正氏、「PPの結晶制御によるフィルム・シート」出光興産㈱機能材料研究所 金井俊孝氏

2011年活動報告

年次活動テーマと重点課題

  1. 2011年度年間テーマは日本の産業を支え続ける「電子材料とコンバーティング」。
  2. 関西例会を9月30日にシャープとの技術交流会として開催(企画:池田会員)。
  3. 夏季研修会を7月8日に産業技術総合研究所(仙台)開催を計画したが震災で中止。
  4. 4月、渡辺二郎氏(凸版印刷 )が新会長に就任、10月、尾池均氏(尾池工業)副会長を退任。
  5. 参加者増加に伴い、新たな会場として機械振興会館を使用開始。
  6. 11月から企画担当者に研究会開催にかかわる関連業務の委託開始。
  7. 現在の会員数:法人会員95社、賛助会員15名(入会:17社、退会:7社+1名)。

第1回研究会および2011年年次総会(企画担当:松井事務局)

参加者84名
日時2011年4月20日(水)13:30~
場所東京理科大学森戸記念館 地下第一フォーラム室
年次総会4月、渡辺二郎氏(凸版印刷)が新会長に就任、10月、尾池均氏(尾池工業)が副会長を退任。
会員報告ニッタ、フローム・サンセイ
講演基調講演「印刷技術を用いたプリンタブルエレクトロニクスへの応用」凸版印刷㈱ 渡辺 二郎氏、「高透明、高耐熱、低複屈折を有する新規ポリエステル樹脂」、室蘭工業大学大学院特任教授 田畑 昌祥氏。

第2回研究会(企画担当:安永幹事)

参加者90名
日時2011年6月6日(金)13:30~
会場東京理科大学森戸記念館 地下第一フォーラム室
講演「帝人デュポンの高機能ポリエステルフィルム」帝人デュポンフィルム 岡田慎一郎氏、「機能性ハードコート剤について」東洋インキ製造 鈴木恵一氏。
会員報告日本カーリット、フジモリ産業

夏季特別研修会(企画担当:渡辺会長)

参加者42名
日時2011年7月上旬
場所産業技術総合研究所 東北センター(仙台)
講演東日本大地震発生で中止。

第3回研究会 シャープとの技術交流会(企画担当:池田会員) 

参加者44名
日時2011年9月30日(金)
場所シャープ総合開発センター
講演「電子材料と印刷技術」凸版印刷 渡辺二郎氏、「シャープの液晶ディスプレイ技術」シャープ 山田祐一郎氏。
シャープの歴史技術ホールの紹介と見学(シャープ 藤原百合子)。

第4回研究会(企画担当:永野幹事)

参加者62名
日時2011年11月17日(木)
場所東京理科大学森戸記念館地下第一フォーラム室
会員報告フローム・サンセイ、会員へのアンケート実施。
講演「今様の大学生気質について」新潟大学 准教授 太田雅壽氏、「生け花に見る伝統芸能と其の未来」上代古流 華道四世家元 永野貫玉氏

第5回研究会(企画担当:松井事務局)

参加者75名
日時2012年1月21日
場所東京理科大学森戸記念館地下第一フォーラム室
会員報告千代田グラビア、日信化学工業
講演 「粘着技術概論」元日東電工 諸石裕氏、講演「落語と私」と落語「片棒」元丸紅 大滝長考氏。

第6回研究会(企画担当:安田幹事)

参加者92名
日時2012年2月16日
場所東京理科大学森戸記念館地下第一フォーラム室
会員報告 大塚化学、キモト、フルヤ金属
講演「カーボンナノチューブが切り拓く機能材料の世界」スミタ化学研究所 角田裕三氏、「旭化成グループにおけるフィルム微細加工技術」旭化成イーマテリアルズ 生田目卓治氏

2010年活動報告

年次活動テーマと重点課題

  1. 来賓をお招きして創設10周年記念講演ならびにパーティを盛大に開催。
  2. 2010年テーマを「タッチパネル」とし一年間関連講演を実施し好評だった。
  3. 夏季特別研修を信州大学谷口研究室(長野県上田市)で開催した。
  4. 関西例会は積水化学工業㈱にて山内副会長代行、仁木会員の企画で開催した。
  5. 現在の会員数:法人会員85社、賛助会員16名(加入12社、退会9社)。

1年を振り返っての感想と反省点

  1. 創設10周年に来賓を招き盛大に祝うことができ、一つの区切りとすることができた。
  2. ホームページを開設して1.5年経ち一般に読まれることが多くなった。
  3. 今年度から新たに幹事会記録を正式な形(今までは事務局メモ)で残すようにした。
  4. 個人会員の取り扱いならびに会費の改定を実施することが幹事会で了承決定された。
  5. 今後の研究会の内容充実や運営の円滑化を勘案し幹事研修会を毎年開催していく。

第1回研究会および2009年年次総会(企画担当:板倉会員)

参加者80名
日時4月13日13:30~
場所東京理科大学森戸記念館 地下第一フォーラム室
年次総会安田会員、中根会員を新たに幹事として選出、川上顧問引退。
会員報告 ニデック㈱
講演基調講演「タッチパネル&材料の最新動向」㈱タッチパネル研究所 板倉 義雄氏、「フレキシブルディスプレイ用ITOフィルム」帝人㈱ 花田 享氏。

第2回研究会

参加者例会88名、懇親会67名
日時2010年6月11日13:30~
会場東京理科大学森戸記念館 地下第一フォーラム室
講演「タッチパネルの市場と今後の動向」アイサプライジャパン㈱ 大井 祥子氏、「抵抗式タッチパネルを中心にしたお話」パナソニックエレクトロデバイス㈱ 矢ケ崎 琢也氏。
会員報告 邦有紙工業㈱、㈱千代田グラビア、高松油脂㈱、㈱NBCメッシュテック

夏季特別研修会

参加者42名
日時2010年7月5日
場所信州大学 繊維学部 谷口特任教授研究室
講演信州大学 繊維学部 学部長 濱田州博氏「信州大学繊維学部の紹介」、信州大学名誉教授 谷口彬雄氏「有機が拓くエレクトロニクスのパラダイムシフト」、信州大学准教授 市川結氏「有機薄膜太陽電池の開発」、大日精化工業㈱ 小熊尚美氏「有機トランジスタの開発」。

第3回研究会 創設10周年記念講演会

参加者84名(会員60名、招待22名)
日時2010年9月20日
場所アルカディア市ヶ谷/td>
講演パナソニック㈱ 北川 雅俊氏「機能素材とディスプレイ」、TAKフライングクラブ 高橋 洋司氏「大空と世界を見つめて」、作曲家 田麥 裕子さん「音楽四方山話とピアノ演奏」、パーティはラテン歌手のパッション浩深さんを招いてにぎやかに開催。

第4回研究会(企画担当:山内副会長代行、仁木会員)

参加者62名
日時2010年11月29日
場所積水化学工業㈱京都研究所
会員報告稲畑産業㈱、ハリマ化成㈱、㈱YWE
講演大阪府立大学大学院教授 平井 義彦氏「ナノインプリントの技術動向」、積水化学工業㈱ 横田 知宏氏「積水化学工業の技術紹介」、SMK㈱ 今井 一博氏「タッチパネルの技術動向」、京都工芸繊維大学教授 櫻井 伸一氏「ポリマーフィルムの構造解析」

第5回研究会(企画担当:中根会員)

参加者62名
日時2011年1月21日
場所東京理科大学森戸記念館地下第一フォーラム室
会員報告日本曹達㈱、ニデック㈱、三澤会員
講演 ビステオン・ジャパン㈱エレクトロニクス製品開発部 亀田 毅氏「車載のインパネ周辺のFPD化」、日本能率教会総合研究所 MDB事業部営業推進室室長 菊池 健司氏「新製品・新事業開発の為の情報収集」、東京理科大学理学部応用化学科 准教授 大塚 英典氏「界面化学を生かしたバイオ操作技術をめざして」

第6回研究会(企画担当:安永会員)

参加者92名
日時2011年2月16日
場所東京理科大学森戸記念館地下第一フォーラム室
会員報告 (有)フローム・サンセイ、大阪ガス㈱、三澤会員
講演京セラ㈱薄膜事業本部液晶事業本部責任者 南 孝志氏「静電容量タッチパネルへの機能性フィルムの応用」、ペルノックス㈱導電材料事業部開発グループグループリーダー 安藤 紀芳氏「タッチパネル電極用銀ペーストについて」、大倉工業㈱執行役員 片山 征資氏「大倉工業が展開する新エネルギー分野向けフィルム事業」

2009年活動報告

年次活動テーマと重点課題

  1. 2009年度のテーマを「プリンタブルエレクトロニクス」とし、多くの講演を実施。
  2. 2010年度創設10周年記念事業の企画とホームページの創設。ならびに会員執筆による『要点解説 タッチパネル』を工業調査会から出版。
  3. 夏季研修会は7月10日に東北大学内田龍男研究室にて開催(協力:凸版印刷)。
  4. 関西での例会は、11月27日にバンドー化学㈱にて開催。
  5. 会員の企画による研究会実施(2010年1月、鉄道模型他の企画)。

1年を振り返っての感想と反省点

  1. 参加会員が個人を含め80を超え、例会平均参加人数も70名になってきた。そのため会場の狭さが気になるところだが、懇親会との兼ね合いから当面は東京理科大学で引き続き例会を開催する。
  2. アンケートにも要望が多い会員報告であるが、依頼してもなかなか引き受けてもらえない現実がある。
  3. ホームページを創設することができた。今後は、会員勧誘や研究会紹介に活用していただくとともに、自社、個人のPRの場としてほしい。
  4. 会員の執筆協力による『要点解説 タッチパネル』を10月に発刊し、10周年記念事業として、法人会員に2冊、個人会員に1冊配布した。
  5. 幹事会会議の内容を新たに会員に伝えると共に、2010年に幹事研修会を実施する。次年度統一テーマの設定や研究会の内容の概要を討議し早めに確定することを目的とする。
  6. 講演内容は非常によいものが多い(参加者が多いことと関連があると思う)が、一方で文化に関連すテーマが少ない気がする(2009年度は「鉄道模型」の講演1件のみ)。

第1回研究会(綜研化学㈱ 斉藤会員が企画を担当)

参加者69名(懇親会41名)
日時4月15日(水)13:30~
場所東京理科大学森戸記念館 地下第一フォーラム室
年次総会2008年度の決算報告、活動経過報告の承認。2009年度の事業計画、予算案の承認。2009年のテーマであるプリンタブルエレクトロニクスの概要報告。
会員報告 安田産業㈱「タッチパネル部材の新たな取り組み」(ITOフィルム、光学材料、ガラス、銀ペースト等)、 ㈱コスモテック「会社概要とTV、携帯用粘着テープ、放電反射テープ、電磁遮蔽シート」などの紹介があった。
講演「超臨界水を用いた有機無機ハイブリッドナノ粒子の創製」東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 教授阿尻雅文氏。基礎研究での段階を終え応用について多くの企業と考えて行きたいのでぜひ情報交換をしたいとの要望があった。新規ハイブリッド高分子、DDS応用、バイオイメージング等本研究会に関連する応用の紹介があった。
「有機薄膜二次電池の現状と今後」早稲田大学 理工学院 応用化学専攻 教授 西出宏之氏。有機電池を新たな切り口の観点から有機ラジカルポリマーに着目し、高効率、高速で蓄電放出できる新材料の紹介がなされた。
懇親会東京理科大学森戸記念館2階にて。

第2回研究会

参加者例会74名、懇親会67名
日時2009年6月8日(月)13:30~
会場東京理科大学森戸記念館 地下第一フォーラム室
講演大阪大学 産業科学研究所教授 菅沼克昭氏に、「プリンテッド・エレクトロニクスの概要と今なぜ注目されているのか」を、インクジェットを中心にお話いただいた。
凸版印刷㈱ メディア開発事業本部部長 檀上英利氏に、「電子ペーパーの現状と将来像」について詳しくお話いただいた。
井上金属工業㈱技術本部 河合寿和氏に、「基幹技術になるコーティングについて最近の動向」をお話いただいた。
会員報告 太平化学製品㈱藤谷会員「製品全般の紹介」、住友重機機会工業㈱泉山会員「フィルム搬送等の物流全般の紹介」
懇親会東京理科大学森戸記念館2階にて。

夏季特別研修会

参加者36名(非会員2名)、東北大学スタッフ8名、学生15名参加
日時2009年7月5日(金)
場所東北大学 青葉山記念会館会議室
講演東北大学工学研究科電子工学専攻 内田龍男教授「液晶ディスプレイ研究開発動向」。液晶ディスプレイのカラー化の開発研究に始まり、低電力化に向けてのフィールドシケンシャル方式の提言、さらなる超低電力化への対応と新たな拡散版の開発についてお話いただいた。またディスプレイの大型化に対応するリアプロディスプレイの開発に向けたハードの理論設計の提案や光源の提案など、未来の姿としての電子ウインドー、超小型プロジェクター、医療への応用などへの挑戦についてもお話いただいた。
(財)21あおもり液晶先端技術研究センター所長 若生和一氏「フィールドシーケンシャル方式液晶ディスプレイの開発」。カラーフィルターのいらない新方式の液晶の製品化に向けての取り組みと課題についてお話いただいた。広視野角、高精細、低温動作性、既存生産ラインでの製造可能が特徴。製品化に向けては、放送機器用ハイビジョンモニターと医療用手術顕微鏡付き立体視用ハイビジョンモニターへの具体化を目指している。材料面でまだまだ改良したいことがあるので研究会に協力いただきたいとのことであった。
見学会フィールドシーケンシャル方式ディスプレイ液晶など研究開発中のデモンストレーションや機器の見学をした。
懇親会懇親会には学生さんが加わり盛会であった。

第3回研究会

参加者80名(懇親会75名)初参加の企業が11社あった。
日時2009年10月5日(月) 13:30~
場所東京理科大学森戸記念館 地下第一フォーラム室
講演産業技術総合研究所CNTチーム長 畠賢治氏「スーパーグロス法によるCNT合成技術」。簡単な合成法を確立することで超高純度での工業的大量生産とコストを従来の1000分の1にする目処を付けた。NEDOのプロジェクト委託事業を進めている。多くの企業の参加を得て応用の拡大を図りたいとのことである。
東京大学 染谷隆夫教授「印刷法によるフレキシブル有機トランジスタと機能性フィルム」。有機トランジスタの開発において、機械特性と電機特性の双方をよくするため、インクジェット+スクリン印刷を駆使してプラスチックフィルム上に実現すべく研究をしている。大面積圧力センサー、温度センサー、ディスプレイへの応用も紹介。
会員報告信越ファインテック㈱山田会員「包装、機能材料、シリコンの紹介」、籐光樹脂・新日鐵化学㈱安藤氏「シルプラス(耐熱透明樹脂)の紹介」、トクデン㈱藤本会員「流体循環ジャケットロール&リチュームイオン電池」
懇親会東京理科大学森戸記念館2階にて。

第4回研究会

参加者60名(懇親会55名)
日時2009年11月27日(金) 13:30~
場所バンドー化学㈱中央研究所 1階大ホール
会員報告日本資材㈱国枝会員「メタル(Cu)フィルム、有機顔料、透明導電フィルム(Ag)、透湿、防水ウレタンフィルムの紹介」、中塚㈱中塚会員「純金箔販売で創業、金糸銀糸、壁紙、シルクリ-フ(転写箔)の和服、洋服、装飾用への応用」
講演バンドー化学㈱R&Dセンター長 畑 克彦氏「バンドー化学㈱R&Dの方向性」。金属ナノ粒子の創製方法、実用化のためのペースト化、応用としての回路形成や導電材料への応用、材料創製時の成長プロセスや分散状態についての評価結果が報告された。
神戸大学工学研究科教授 植田 裕清氏「摩擦転写法による有機高分子の分子配配列制御」。光エレクトロニクス分野における有機薄膜の製法はLB法や蒸着法などがあるが、摩擦転写法(擦りつける方法)は、低温で薄膜化、しかも配向が可能であること、また溶剤に不溶な材料へも応用ができ、注目されていることを解説いただいた。
見学会講演終了後、バンドー化学㈱R&Dセンターならびにショールームを見学させていただいた。
懇親会「みなと庵 縁」にて。

第5回研究会

参加者64名(懇親会59名)
日時2010年1月27日(水) 13:30~
場所 東京理科大学森戸記念館地下第一フォーラム室
会員報告綜研化学㈱「ナノインプリント技術を用いた剥離機能を有する樹脂モールド製品の開発」太陽電池関連材料として低温焼成型チタニアの開発と汎用溶剤可溶型導電性ポリマーの紹介があった。
講演 ㈱天賞堂執行役員 町 茂樹氏「趣味の世界としての鉄道模型」。天賞堂は、鉄道模型を1949年から手がけている。鉄道趣味は写真撮影、乗り鉄、切符等の収集車両研究、鉄道設備の調査、廃線めぐりなどがあり、鉄道模型は究極の趣味。鉄道模型の醍醐味はジオラマを作りそこにいろいろな列車を走らすこと。模型は原寸に対してできるだけ正確に再現することを心がけ製造販売しているとのことであった。
イビデン㈱技術開発本部電子回路開発部 東京研究所所長 神保 裕清氏 「LSIパッケージ&SiP基板の開発」。イビデン㈱発電事業から始まり、その電力を使いセラミックや電子部品製造に入る。回路基板事業においては、携帯電話、デジタルカメラ、PCなどの電子機器の実装技術の変遷の中で、機能内蔵型高密度プリント基板へ進化する経緯を説明。ビルトアップ配線版の進化やFVSS(FreeViaStacked-upStructure)の設計仕様、Sip/機能内臓基板の動向についての解説をいただいた。
懇親会東京理科大学森戸記念館2階にて。

第6回研究会

参加者65名(懇親会55名)
日時2010年2月15日(月) 13:30~
場所東京理科大学森戸記念館地下第一フォーラム室
会員報告 サンアロー㈱鎌田会員「導電性シリコンゴムの加工からスタートし、現在は、モバイル関連のキーシートの製造に当たり、設計、金型製作、成型、組み立ての生産技術を一貫体制で整えている」という同社の紹介があった。
メッシュ㈱大歳会員「フィルムコーティング材料を幅広く手がけ、耐熱加工性のある蒸着アンカー剤、密着透明性のあるUVアンカー剤をはじめ、帯電防止剤、粘着剤、塗料、印刷バインダーなど幅広く対応している」という同社の紹介があった。
荒川化学工業㈱東本会員「薄膜用、コンデンサー用、シールド用、液晶用といった用途により、スクリーンパターンやスクリーンの製版が異なるのが特徴。メタルマスクやフォトマスクそしてロータリースクリーン印刷の販売にも着手している」という同社の紹介があった。
講演有限会社イメージテック代表 田口 信義氏「プリンタブルエレクトロニクス 特に無機EL材料とデバイスについて」。プリンテッドエレクトロニクスの最近の動向についての説明があった後、分散型無機ELを印刷技術で表示シート、照明へ応用していく開発状況が報告された。今後の実用化への課題は高輝度化、高感度化、低電圧化であるとのこと。
米国ミネソタ大学化学工学材料科フェロー 淵上 修三氏「海外のコンバーティング技術最新動向―スロットダイ塗布の動向」。これからの産業はアジアが中心になる。特に韓国と台湾の台頭が著しい。プリンタブルエレクトロニクスにおいては印刷と塗布が融合してきている。精密塗布技術のニーズとして、
①薄膜塗布(塗布流動):ディスプレイなどの用途に多用されている。
②厚膜塗布(微細構造)マイクロストラクション:乾燥させながら層形成を行う。
③多層同時塗布(塗布流動&微細構造)銀塩材料→磁気テープ
④パターン塗布&印刷:これがプリンテッドエレクトロニクスにつながるニーズ
概論の後スロットダイコーティングについて詳しい話があった。
懇親会東京理科大学森戸記念館2階にて。

2008年活動報告

年次活動テーマと重点課題

  1. 厳しい経済情勢の中で、日本の産業を支える自動車や電子材料の製造技術の一環を担うコンバーテック技術を広く学んでいく。
  2. 創設8年目、会員数65社(個人含む)の会員情報や交流につとめる。
  3. 専門以外の分野(芸術、文化等)について学ぶ機会を取り入れていく。
  4. 7月夏季研修会(7/4山形大学)、11月例会(関西で開催)を実施。
  5. 開催月の担当者を決め実施し、会員参加による研究運営を促進。

結論

  1. 計画目標の大筋は達成できた。
  2. 会員の増加75社(2009年3月現在)と例会参加者の急増に会場対応が後手になる。
  3. 懇親会のやり方について今後検討が必要。

例会開催までの手順経過報告(反省点含めて記載)

  • 前年までに、その年の担当企画者を決めて計画を依頼した。
  • 夏季研修会はアンケートの結果踏まえて、山形大学と信州大学を候補にあげた。4月例会後、山形大学に内定し日本ゼオン㈱の協力を得て確定した(1~2月頃夏季研修は場所含めて内定しないと実施が難しい)。アンケートを毎年2月に実施しているが1月に実施したほうがよいかもしれない。
  • 09年テーマを1月に設定したが、4月例会は12月頃内定(テーマ設定は12月頃に内定し1月に会員に報告2月確定がベスト)。
  • 関西開催は半年前に依頼しておいたので問題なかった。
  • 文化、芸術面の取り組みは消極的な感じ。(会員からの要請もない)

今後の進め方の留意点

①参加者は会員2名、非会員1名とし、会場定員に余裕があればそれ以上の参加を認める(企画担当者は例外あり)。

②懇親会における自己紹介を実施する試みをする。

③夏季研修会は前年中に内定し、会員に予定してもらえるようにする。人脈が必要であり、幹事だけで企画するのは限界がある。

第1回研究会

参加者50名(懇親会41名)
日時4月9日(水)13:30~
場所ゲートシティ大崎イーストタワーD会議室
年次総会新役員紹介(新会長 斉藤浩(綜研化学)、新副会長 尾池均(尾池工業)、新幹事 越石健司(㈱びにっと)が就任)、会則の変更、2007年経過報告&決算報告、2008年活動計画案、2008年活動計画は出席者に配布。
特別講演「企業における特許のノウハウ管理について」吉田国際特許事務所日本弁理士会副会長 吉田芳春さん、ノウハウにおける特許情報の管理や競合への対処などについて、具体的な事例を基に説明いただいた。ノウハウ管理や特許権を取得しないで侵害防止するための手段として、電子公証制度の活用と紹介があった。㈱日本電子公証機構 渡邉氏、牛川氏からの説明もあった。「京都のおもてなし」冨田屋(京都)代表 田中峰子さん、京都の老舗の建て直しの奮闘記を述べられると共に、冨田屋に古くから伝わる暮らしの歴史、しきたりについて紹介いただいた。その伝統を守る大変さと、古くから受け継がれてきた伝統からかもし出される「気」を感じてほしいと述べられた。
お知らせ6月例会告知(2008年6月11日(水) コーティング特集)
懇親会17:15~ ゲートシティ内オリーブの木にて。参加費4,000円(研究会から領収書発行)懇親会

第2回研究会 (㈱加工技術研究会 川上会員が企画を担当)

参加者60名(五常産業、積水エンジニヤリング、日本ルーブルリゾールの3社が初参加、いずれも研究会に加入いただいた。研究会参加者は13名、懇親会参加52名(うち招待2名))
日時2008年6月11日(水)13:30~
会場ゲートシティウエストタワー地下会議室C
講演「当社の印刷塗布技術」㈱プロデュース執行役員 企画開発本部 府川一部長氏、超精密ロータリースクリン印刷装置、薄膜スプレー塗布装置を中心に電子材料分野への応用と評価技術について紹介いただいた。 「プラズマアシストCVD薄膜」大阪市立大学工学研究科 中山弘教授、大気中でも安定でかつフレキシブルな有機導電、有機発光の材料について、薄膜装置開発、ガスバリアフィルムの開発について講演いただいた。
会員報告 「新製品紹介 シリル化ウレタン、速硬化ウレタン系接着剤」コニシ㈱林会員、「会社技術(印刷、エンボス、インサート成形)と製品紹介」新栄工業㈱堀江会員、「窒化アルミニュームの特徴と応用について」イビデン㈱永野会員、「第1回プリンテッドエレクトロニクス国際会議2008報告」㈱加工技術研究会 川上幸一会員
お知らせ7月研究会の告知。
懇親会オリーブの木ゲートシティ1階、会費3,500円(研究会名で領収書発行)

夏季特別研修会

参加者44名+講演者2名+招待3名
日時7月4日(金)13:00~
場所米沢 山形エレクトロニクス研究所(山形新幹線米沢駅下車、タクシー10分(東京から約2時間半))
特別講演「ELの進歩と動向」 山形大学有機デバイス工学専攻 城戸淳二教授 最近の有機ELの発展と最近の研究開発動向について述べられた後、照明用途に関する動向と城戸先生が自ら取り組んでおられる次世代の技術者養成の取組みについてもお話いただいた。 「フレキシブル有機ELディスプレイのオールプラスティック化とロールtoロール」パイオニア㈱総合研究所 宮口敏主幹研究員   生産方式などのついての動向と今後の課題についてお話いただいた。  有機エレクトロニクス研究所の概要の説明をいただいた後、3班に別れ研究所の内部やEL照明の実際などを鈴木譲治室長などの案内で見学した。
懇親会上杉伯爵邸記念館(国の文化財建造物)で、米沢牛などをいただきながら、城戸先生、中山準教授(有機半導体の研究)、夫(ブ)助教(太陽電池の研究)に加わっていただき歓談のひと時をすごした。

第3回研究会(安田産業㈱安田会員、細谷会員が企画を担当)

参加者 
日時2008年9月10日(水)13:30~
場所ゲートシティC会議室(JR大崎駅南口)
講演「易成型ポリエステルフィルム ソフトシャインの特性と応用(40分)」  東洋紡績㈱化成品開発研究所 フィルム開発センター敦賀フィルム開発部リーダー 熊野勝文氏  「スクリン印刷法による透明導電膜の回路形成(40分)」 奥野製薬工業㈱総合技術研究所 竹村康孝氏   「住友化学における光学フィルムの展開(40分)」住友化学(株)光学製品事業部 尾崎晴喜氏
会員報告日本ミクロコーティング㈱ ポリシングフィルムの動向(20分)      五常産業㈱ 会社案内と製品紹介 杉岡孝晴会員(20分) 安田産業㈱ 会社案内と事業紹介 細谷和人会員(20分)
お知らせ第5回研究会(11月例会)の告知、会員名簿の件など。
懇親会1階オリーブの木、会費3,000円(不足分は今までの残金32,000円で充当)17:10~18:45まで。 コンバーテックに係わる研究会として非常に関心の高いテーマが多く懇親会では講師を囲み意見交換がされていました。       研究会始まって以来初めて80名以上の参加をいただいた。会場を日東電工㈱三沢さんに急遽変更を調整いただきき開催をすることができました。多くの会員の参加に改めてお礼申し上げます。一方で懇親会場の会場が芋洗い状態になりましたことにお詫びを申し上げます。 新規参加企業は講演会社の他に太平化学製品㈱(新規加入)、㈱キモトの2社でした。会員ではじめて参加された方、久しぶりに顔出された方は20名の多きになりました。

第4回研究会

参加者63名(懇親会56名)互応化学工業㈱ 福島取締役、信藤部長が新規参加。久しぶりに韓国の株式会社安世の李部長がお見えになりました。前回講演などしていただきました奥野製薬工業、キモトさんも参加されました。
日時11月14日(金)
場所大阪ドーム内にあるドームシティガスビル会議室にて開催
講演クラスターテクノロジー㈱代表取締役社長 安達 稔氏 ナノ/マイクロテクノロジー事業とマクロテクノロジー事業を中心にした事業展開と産学官連携研究を軸とした先端技術を磨く生業に特化されている概要についてお話いただきました。 三洋電機㈱ソーラ事業部 事業企画部長 脇坂 健一郎氏 ソーラ事業の背景、原理、技術変遷、環境関連の課題、用途そして普及への課題を配布した資料に基づきわかりやすく解説いただきました。 近畿経済産業局地域経済部長 尾沢 潤一氏 経済産業省の平成21年度の経済政策の重点について解説があった後、東京よりユニークな企業が多く、各社がんばってはいるが現実はかなり厳しい状況を事例を基にお話いただきました。
会員報告フジコピアン㈱ 商品企画グループチーフ 山野正通氏「FIXフィルムなどの製品紹介と事業展開」 ㈱クラレ 新事業開発本部 主管 大平一夫氏 「液晶ポリマー ベスターの特徴と用途」 ㈱プラスチック工学研究所 取締役 辰巳昌典氏「押出成型、精密コーティングなどの事業紹介」

第5回研究会(日本ゼオン㈱ 上野幹事が企画を担当)

参加者81名(懇親会78名)
日時 09年1月19日(月)13:30から
場所 東京理科大学 森戸記念館(JR&地下鉄飯田橋下車徒歩7分くらい)
講演 東京理科大学専門職大学院、知的財産戦略専攻 手塚敏廣教授 大学院創設背景と知的財産の戦略講座の紹介がありました。今回の森戸記念館開催は手塚先生の尽力によるものです。 大日本印刷株式会社 コンバーテック研究所 井上功研究所長「有機薄膜電池の基本原理と最近の動向」 実用化は2030年頃とされるが、コンバーティング技術を用いてロールtoロールの製法が可能、構造、製法が非常にシンプルなのが特徴。有機薄膜電池の基本原理についてわかりやすく説明をいただきました。 桐蔭横浜大学教授 大学院工学研究科科長 宮坂 力氏「色素増刊太陽電池の基本原理と最近の動向」2年前にも講演いただき、その後の技術進歩について詳しい説明があり、当面電池代替としての補助電池を目指していくことが報告されました。先端研究としてクロロフィルを用いる研究やナノ粒子の活用などが報告されました。
会員報告三容真空工業㈱「自社設計開発装置でものづくりを目指す」 綜研化学㈱「5つの事業ユニットで事業を展開」 日本ゼオン㈱「5員環を持ったフロン代替などの溶剤の紹介」

第6回研究会(㈱びにっと 越石幹事が企画を担当)

参加者86名(当初参加予定者108名、懇親会80名)2008年度最期の2月研究会は、時節に合ったテーマ内容であったこともあり、申し込みが100名を越えてしまい、会場の安全管理を考え急遽80名に絞り開催した。懇親会には懐かしい顔ぶれもあり、今までとはちょっと違った盛り上がりがありました。
日時2月25日(水)
場所 三菱化学エンジニアリング㈱会議室(JR田町駅下車)にて開催させていただきました。  齋藤会長の挨拶に続き、三菱化学エンジニアリング㈱黒板常務のご挨拶をいただきき、越石幹事の司会で講演を開始しました。
講演 東プレ㈱開発部 主管研究員 黒沢 理氏「タッチパネルの技術動向」特に静電容量式タッチパネルの原理や技術課題、最新技術と将来展望について説明いただいた。 ディスプレイサーチ 上級副社長日本代表 田村喜男氏「FPD市場総論」会員の多くがFPDに関連する事業に携わっており、ディスプレイサーチの報告は関心の的である。大型TFTLCDの09年後半回復の鍵は新興国需要の回復とCRT置き換えの加速度にかかる。本格的回復は2010年以降とのこと。
会員報告 ㈱ニデック中根会員「眼鏡関連事業の紹介」を中心に発表。 互応化学工業㈱山浦会員「水溶性ポリエステル系材料の合成と応用」 三菱化学エンジニアリング㈱「省エネ冷凍機等の新製品の紹介」
その他 2009年度活動の参考にするためのアンケート実施
懇親会尾池副会長の閉会の挨拶をいただき、2008年度のすべての活動を終了した。

2007年活動報告

第1回研究会

参加者53名(初参加8名+日本女子大5名)
日時2007年4月11日(水) 14:30開始
場所中央大学駿河台記念会館(JR御茶ノ水駅聖橋口下車徒歩5分)670号室。2006年度総会:2006年度事業報告の後、川上幹事から2006年度決算報告、鹿野幹事から監査報告があり、会員の承認を得られた。引き続き2007年度事業計画と予算案を報告した。
講演光学部材における電子部材の役割、「会社紹介とプリント基板業界の動向について」 JMS発刊レポート配布、ジャパンマーケッティングサーベイ㈱ 代表 松井 則枝さん、崔(チェ)さん。「会社紹介と光学(封止、POF)材料の動向」講演題目レジメ配布。(有)アイパック 代表取締役 越部 茂氏。越部氏は、半導体の封止材、透明樹脂では著名な方で、最近は慶応大学の小池研究室との共同研究も手がける。某社のシリコンゲルの発明者としても有名。「女性研究者マルチキャリアパス支援と光関連研究テーマのお話」小館研究室の研究テーマ紹介資料配布。日本女子大学理学部数物科学科教授・応用物理学会副会長 小館香椎子さん。駒井助教のほかに4名の学生さんが参加。光を科学するという専門のお話と女性研究者育成モデル事業についてお話しいただいた。
懇親会18:00から1階プリオールにて。参加費4,500円(研究会から領収書発行)。懇親会は、吉田さん、津田さんの参加に加え、日本女子大学から5名の参加があり、いつもとはちょっと違う華やかな雰囲気となった。
お知らせ会員の展示会に関連する報告。2007年4月4~6日 プレミアムインセンシティブショー @東京ビックサイト(㈱ソノが出展)、2007年4月11~13日 FPD展示会(長瀬産業、大阪ガス、共同技研化学、綜研化学、日東電工、日本ゼオン、ニデック、バンドー化学などが出展)、2007年4月25~28日 コンバーティング、新機能材料展(長瀬産業、東洋包材、加工技術研究会、日本電子精機などが出展)、2007年4月18~20日 テクノフロンティア @幕張メッセ、2007年4月25~27日 光ファイバー展 @パシフィコ横浜

第2回研究会(東洋包材㈱ 安永幹事が企画を担当)

参加者75名
日時2007年6月13日(水)14:30~
場所中央大学駿河台記念会館(JR御茶ノ水駅聖橋口下車徒歩5分)670号室
講演「走行式スパッタ装置の技術紹介」㈱ヒラノ光音取締役エンジ部長 小酒井 清氏の会社紹介に引き続き、技術課長 杉目 弘毅氏の講演「環境負荷低減インキの開発」大日精化工業㈱グラビアインキ事業部開発室長 塚田 昌氏
会員報告「フィルム原反搬送ロボットの紹介」住友重機械工業㈱ロジスティック&パーキングシステム事業部技師 金子 淳氏、「韓国企業 ㈱安世(アンセイ)の事業内容と今後手がけたい分野」機械事業部&電子事業部常務取締役 李(り)圭相氏、「ポリマー用特殊フィルター(デナフィルター)の紹介」長瀬産業㈱機能化学品事業部デナフィルター課 田原 祐也氏
お知らせ9月例会の告知

第3回研究会 9月は上野光保幹事(日本ゼオン)が手配準備

参加者73名
日時2007年9月12日(水)14:00~
場所中央大学駿河台記念会館670室(JRお茶の水駅聖橋口下車徒歩5分)
講演「有機EL技術の概要 これまでの材料が歩んできた道」出光興産㈱(www.idemitsu.co.jp)中央研究所電子材料研究室主任研究員 中村浩昭さん、基本原理、ELの歴史、コダックの技術、出光興産のR&D、ELの技術課題についてわかりやすくお話いただいた。「液晶ディスプレイ用工学フィルムの最新動向」 日本ゼオン㈱(www.zeon.co.jp/)総合開発センター精密工学研究所主席研究院 堀 登志彦さん、位相差フィルムの技術の変遷に続き、位相差フィルムの開発動向を価格競争の   観点から、張り合わせ技術を主に解説いただいた。センサー、パッケージング、エネルギー、環境、メディカル、光学などの分野の技術動向と産学連携の実例、試作実験室などの紹介」東北大学大学院工学研究科付属(www.mems.mech.tohoku.ac.jp/index.html) マイクロ・ナノマシニング研究教育センター教授 江刺 正喜さん  システムの鍵を握るMEMS(微小電気機械システム)の第一人者に、ご講演いただいた。(関連情報:www.memspc.jp/ www.istu.jp/www.mems-core.com/)
懇親会最多の70名(招待3名含む)が参加(ドタキャン2名)。
お知らせ第4回研究会告知。会費:会員3,500円、会員外5,000円(懇親会出席の場合、京都発20:30以降で、最終は21:30)瀬田駅前のホテル:瀬田アーバンホテル(077-543-6111)6,800円、クオリティワン瀬田(077-543-2511)5,800円 

第4回研究会(@関西)

参加者参加者59名(うち初参加者が18名)
日時2007年11月22日(木)12:30受付開始、13:00~17:00
場所龍谷大学6号館プレゼンテーション室(滋賀県大津市瀬田、JR琵琶湖線瀬田駅下車、京都駅から20分)
講演「フィルムの成形加工技術と機能化の実例」龍谷大学RECフェロー 石原英昭先生(rec.seta.ryukoku.ac.jp/)、「古典籍、古文書、古美術を計測する」龍谷大学理工学部情報メディア学科 岡田至弘教授(www.433.elec.ryukoku.ac.jp)、「新規透明導電フィルムの開発について」尾池工業㈱フロンティア研究開発部門 久原千佳さん(www.oike-kogyo.co.jp)、岡田研究室の見学。石原先生には、会議室の予約、岡田先生への講演依頼と研究室見学の調整、会議進行のために理工学部中沖研究室の学生さんへの協力依頼、懇親会での滋賀県特産の料理や、お酒の手配をいただいた。参加者も60名を越える会となり関西でのはじめての研究会は成功裡に終わることができた。
懇親会17:00~ RECレストラン

忘年会

参加者13名
日時2007年12月6日(木)18:00~2時間
場所銀座「遊食豚彩 いちにいさん」にて。会費8,000円。女性2名が加わり、13名でおいしい鹿児島料理をいただきながら歓談のひと時を持ちました。
                                 

第5回研究会 斉藤幹事が準備手配。

参加者講演出席者49名 懇親会出席者42名
日時1月16日(水)13:30~
場所大崎ゲートシティ大会議室ルームD(www.gatecity.jp)JR大崎駅南改札口を出て左手イーストタワー地下1階
講演テーマ「千葉大学における産官学連携活動の現状」と題して、「有機透明導電体フィルム」千葉大学融合科学研究科 星野勝義教授、「ナノ構造カーボンの機能化」千葉大学理学研究科 金子克己教授、「産官学連携活動の現状」千葉大学産学連携 知的財産機構 平隆臣特任教授
懇親会ブッフェ ロジオ(ゲートシティ内) 参加費3,500円(非会員)
お知らせ2月以降の研究会の告知。2008年以降の活動のための会員へのヒヤリングによるアンケート実施を計画中。

第6回研究会

参加者41名(懇親会35名)
日時2008年2月13日(水)13:30受付開始
場所三菱化学エンジニアリング㈱会議室(@田町、同社岩佐正人部長のご好意による)
講演「フォトクロミック材料と触媒」㈱記録素材総合研究所代表取締役 鈴木義男さんに、フォトクロミック&示温材料とキレート材料の概要と応用、スピロピラン系フォトクロミック材料、ロイコ色素を軸にした示温材料の概要と応用、重金属の捕集剤としてのキレート材料の特徴と応用について講演いただいた。「最近の業界関連の話題提供」三菱化学エンジニヤリング㈱部長池田康一さん、三菱化学鹿島事業所の火災の状況、生産ロジスティック事業部の紹介、最近の話題(建築確認関連、VOC処理設備)、技術動向(コンサルティング業務、物流関連、クリーンエンジニアリング)についてお話いただいた。星野先生の材料は会員の多くが興味を持った材料であったと思われる。金子先生のナノカーボンの機能化は基礎実験に基づく可能性を示唆したものとして興味を惹かれた人も多いようだ。平先生の大学の連携の実情と企業の関心がある技術についての問い合わせを期待されての講演内容であった。 会員へのアンケート調査(来年度以降の運営の参考のため)を実施。
会員報告各社15分。大槻工業㈱代表取締役 大槻亨さん(京都)、金糸銀糸のカラーコート材からスタートし。生産設備の増強や工場の増設などを経て、薄膜コートに特化し製品化をしている。特にアニーリング処理については他社に負けない技術を有していることが報告された。 ㈱びにっと取締役 越石健司さん(東京)、電子デバイス(プロジェクター向けPBS)の受託加工、試作、量産、ソリューション事業、液晶表示パネル、モジュールの設計、生産、評価、液晶技術のコンサルタント、山梨に試作、評価の工場創設について報告された。  ㈱ネオテクノロジー 橋本小百合さん、通常の特許の検索、特許調査、特許情報の提供に加え、ユーザーと一緒になり特許情報の分析を進め、開発テーマの絞込みや、競合の特許出願の意図解明などをすすめることを特徴にしている。
懇親会17:00~会費3,000円。

2006年度活動報告

年次活動テーマと重点課題

  1. 日本が世界市場をほぼ独占する分野で、コンバーティング技術の集大成でもある電子部品について学ぶ。
  2. 創設5周年記念講演として、竹岡弁護士と吉田弁理士さんの講演会実施。
  3. 8月特別研修会を北海道大学創成科学共同研究機構で実施。
  4. 会員アンケートを9月に実施し、今後の研究会活動の参考にする。

第1回研究会

参加者42名
日時2006年4月12日(水)14:30~
場所中央大学駿河台記念館
講演「産官学連携の課題」センチュリー法律事務所弁護士 竹岡八重子氏、「特許の活用方法」吉田国際特許事務所日本弁理士会副会長 吉田芳春氏

第2回研究会

参加者49名
日時2006年6月15日(木)14:30~
場所東京理科大学理窓会館
講演三菱電機㈱リビングデジタルメディア技術部 馬場文明氏、凸版印刷㈱総合研究所 渡辺二郎氏

特別研修会

参加者14名
日時2006年7月20~21日
場所北海道大学創成科学共同研究機構北海道大学辻井研究室、内藤研究室との交流会を中心に実施。

第3回研究会

参加者45名
日時2006年9月13日(水)14:30~
場所中央大学駿河台記念館
講演「コンデンサー概論」TDK㈱テクノロジーグループ 唐津真弘氏   「バリア設計の概念と評価方法」明治大学理工学部 永井一清助教授 

第4回研究会

参加者61名
日時2006年11月8日(水)14:30~
場所東京理科大学理窓会館
講演「クレーズ複合高分子フィルム」岐阜大学工学部 武野明義助教授

忘年会

参加者10名
日時2006年12月13日(水)
場所湯島 ゆう子

第5回研究会

参加者44名
日時2007年1月17日(水)14:30~
会場中央大学駿河台記念館
講演「ナノインプリント概論」兵庫県立大学 松井真二教授    「ナノインプリント装置の動向」SCIVAX社 楠浦崇央氏    「ナノインプリントの製品への応用」オムロン㈱伊藤嘉則氏

第6回研究会

参加者52名
日時2007年2月14日(水)14:30~
会場三菱化学エンジニアリング㈱
講演「光学:電子材料への取組み」JSR㈱研究開発部 重本建生氏   「製造工場のレイアウトへの取組み」三菱化学エンジニアリング㈱深尾常務他   「基盤技術と際立ちについて」積水化学開発研究所長 中壽賀章取締役

2005年度活動報告

年次活動テーマと重点課題

  1. 電池についての基礎知識の習得と先端技術を知る。
  2. 参加企業の技術紹介を通して共同開発や新製品創製のきっかけの場を作る。
  3. 研究会とは別に懇親を主とした場を設け個人的な交流の場を提供する。

第1回研究会

参加者26社33名
日時2004年4月13日(水)
会場日東電工㈱
会員報告コニシ㈱、尾池工業㈱、旭電化工業㈱、笠原化成㈱
講演「燃料電池の現状と今後の課題」日東電工㈱ 三澤陽児会員、燃料電池がわれわれの身近になってきた背景と実用化における課題を解説。

2回研究会

参加者30社38名
日時2004年6月16日(水)
会場東京理科大学理窓会館
会員報告大阪ガス㈱、㈱クラレ、㈱コムラテック、ナノフロンティア㈱
講演「電池の進歩と材料化学」日立マクセル㈱電池開発センターセンター長 長井 龍氏、電池の分類から始まりそれぞれの電池の機能、材料、特性を解説していただいた。

第3回研究会

参加者34社37名
日時2004年9月14日(水)
会場中央大学駿河台記念館
会員報告㈱有澤製作所、日東シンコー㈱、㈱日本触媒
講演「ベンチャー企業が燃料電池セパレーターを大企業に売り込むための施策」を解説。㈱FJコンポジット 津島 英樹社長

交流会

参加者12名
日時2004年10月12日
会場新宿 魚や一丁、わいわいがやがやにぎやかに交流。でも結局、仕事の話が主だった模様。

第4回研究会

参加者34社39名
日時2004年11月9日(水)
会場東京理科大学理窓会館 
会員報告TDK㈱、㈱TMP、㈱井元製作所、ソニーケミカル㈱
講演「フィルム状太陽電池の開発」桐蔭横浜大学大学院教授 宮坂 力先生、産官学一体となり開発に取り組まれた経緯を報告いただいた。

忘年会を兼ねた交流会

参加者13名
日時2004年12月14日(水)
場所御茶ノ水 ビストロ備前、フランス料理を堪能しながらの懇談。カラオケではプロまがいの熱演もあり盛況。

第5回研究会

参加者31社33名
日時2005年1月25日(水)
会場東京理科大学理窓会館
会員報告白山商事㈱、㈱ニデック、ロンシール工業㈱、日本電子精機㈱
講演「ICタグの商品化と応用に関する具体例」マイクロ・トーク・システムズ㈱ 橋本 純一郎社長

第6回研究会

参加者27社34名
日時2005年2月22日(水)
会場東京理科大学理窓会館
会員報告安田産業㈱、日本資材㈱、㈱コムラテック
講演「最近のラミネーターのシステムと動向と応用について」大成ラミネーター㈱メカトロニクス事業部 野海英明氏

2004年度活動報告

年次活動テーマと重点課題

  1. 液晶業界の動向を理解し新たな課題やコンバーティング技術を学ぶ。
  2. 参加企業の技術や戦略を理解し、共同開発や新製品創製のきっかけを作る。

第1回研究会

参加者21社23名
日時2004年7月14日(水)
会場綜研化学
会員報告㈱ソノ 園会員、邦有紙工業㈱鹿野会員
講演「LCD産業の基礎知識と課題」㈱びにっと 越石健司会員、越石著書(2004年7月刊行の著書「液晶・PDP・有機EL徹底比較」で学ぶ)

第2回研究会

参加者25社27名
日時2004年9月8日(水)
会場日東電工㈱
会員報告バンドー化学㈱ 松井会員、積水フィルム㈱ 横田会員
講演「日東電工㈱における光関連材料のR&Dについて」相澤馨上席執行役員、日東電工のLCDを中心にした商品戦略をR&D活動を含め報告いただいた。

第3回研究会

参加者24社29名
日時2004年11月10(水)
会場東京理科大学理窓会館
会員報告グローバルマシナリー㈱ 宮内会員、共同技研化学㈱ 浜野会員
講演「表示材料における電子部品の動向について」川崎テクノリサーチ 川崎徹会員に光学用透明フィルムの動向に的を絞り解説いただいた。日本アグファゲバルト㈱飯沼さんの導電性ポリマーの紹介があった。

第4回研究会

参加者24社29名
日時2005年1月19日(水)
会場スクワール麹町 
講演新年にちなみ日経ウーマン大賞受賞の飾一㈱岩宮陽子社長に来賓で来ていただき、水引の事業に始まり超越紙の開発の経緯と今後の商品展開を話していただいた。

第5回研究会

参加者29社40名
日時2005年2月9日(水)
会場日東電工 
会員報告東洋包材㈱ 安永会員、三協スクリーン印刷㈱ 大島会員)
講演「精密コーティングの動向と乾燥技術」㈱ヒラノテクシード 大森課長 コンバーティングの中枢に関わる塗工技術の進歩と感想技術の話を住友重機械工業㈱の同席のもとご報告いただいた。昨年は会員会社報告が9社にとどまったことから、明年からより多くの会社に報告してもらうように工夫することにした。会員は、会員のご紹介により、加入8社+加入希望4社になった。退会は1社で会社事情によるものであった。現在正式会員数31社+会員加入表明7社 (正式会員とは2004年会費納入済みの会員を指す)。

2003年度活動報告

第1回研究会 研究会発足会

参加者18社22名
日時2003年5月14日
場所高田馬場 ニューヨーク。2002年からの経過報告、研究会趣旨説明、会則、今後の予定

第2回研究会

参加者10社14名
日時2003年5月23日
場所日東電工
講演「ナノ空間構造高分子材料」北海道大学大学院工学研究科田畑昌祥助教授研究会ののち、共同研究に1社が着手した。

第3回研究会

参加者15社20名
日時2003年9月3日
場所綜研化学
講演「3Mのテクノロジープラットホームについて」松井孝雄、「コンバーテック業界の最近の動向」川上副会長、「三協スクリーン印刷(株)技術紹介」原会員

第4回研究会

参加者18社20名
日時2003年11月5日
場所綜研化学 
講演「慶応大学工学部白鳥研究室ウエット薄膜塗工の紹介」松井会員、「コンバーテック業界動向」川上副会長。特に希望のあった2社がその後、慶応大学白鳥研を訪問打ち合わせ。
会員報告積水化学会社技術紹介 山口会員

第5回研究会

参加者20社25名
日時2004年1月21日
場所日東電工
講演「酸化チタンの開発と知的財産所有権について」東京大学先端技術研究センター 渡部俊也教授
会員報告サンワトレーディング ダイボルギーの紹介

第6回研究会

参加者18社20名参加
日時2004年3月11日
場所綜研化学
総会(活動報告、予算報告、2004年活動計画、質疑応答) 2004年度の中心課題は会員相互の技術紹介とLCD業界の技術と市場動向を勉強することを決定
会員報告フルヤ金属の薄膜技術の研究開発の紹介
会員会社紹介手塚商会、栗田化学研究所 
お知らせコンバーテック展の紹介