機能性フィルム研究会は、会員数150社を超えるほどに伸長してまいりました。しかしながら、近年は、新型コロナという未曽有の問題で、講演会がWEB中心となり、会員の方々との交流も以前のようにはいかなくなっております。
一方で、機能性フィルムを取り巻く環境は、近年、厳しさを増しております。これまで、急激なグローバル化に晒され、コスト競争や技術競争の荒波にもまれてまいりました。最近では、DX(デジタルトランスフォーメーション)、AI化などの聞きなれない言葉が並ぶ新たな潮流に否応なく対応していかなくてはなりません。さらに、全世界でサステイナビリティへの関心が非常に高まってきており、プラスチックフィルムの在り方についても、考えていく必要があります。
このような中で、当会では、講演会を通じて、会員の皆様に最新の技術やグローバルな話題を提供していくことを積極的にしていく所存です。コロナで、開催を中止している交流会にかわる、会員交流の場も模索していきたいと思っております。
今後も、当会の認知度アップにもさらに力を入れ、新たな機能性フィルムの創製に貢献できるよう努力して参りたいと決意を新たにしております。どうぞ宜しくお願い致します。
機能性フィルム研究会
会長 植田 敦子
(ユニチカ株式会社)