機能性フィルム研究会のご案内

古来より、生活用品は職人が持ち前の技を駆使して生み出されてきました。たとえばコンニャクは、洗浄、細断、粉砕、乾燥、分級、混練といった、先端コーティング技術に不可欠な、マイクロからナノスケールの要素技術を取り入れて製造されています。最近の元気な製造会社は、コーティング、ラミネーティング、プリンティングなどのコア技術を軸に、顧客・マーケットに合ったニーズ・シーズを具体的な製品にしていることが共通しています。
そこで、機能性フィルム研究会では、コンバーティングに関連した特異技術を有する企業にご参加いただき、それぞれが持つ技術を組み合わせ、新たな機能・価値を付与したフィルムプロダクツを創出することを目的に設立されました。この活動が、会員企業、さらには日本のもの作りの現場を活性化することができればと考えています。

2019年度年次テーマ:「機能性フィルムが挑戦する市場と用途」

2019年度重点課題
  1. 年次テーマに沿った、例会、夏季特別研修での魅力ある講演企画と講師招聘を進める。
  2. 経産省標準化テーマとして獲得した「機能性フィルムのひっかき硬度に関するJIS開発」を「フィルム物性研究会(連携ラボ)」を基盤に推進する(開発期間は2019-2021年度までの3年間)。
  3. 2019年度の7月夏季特別研修を北海道大学で実施する。
  4. マイクロプラスチック問題に関する特別例会などの企画、実施を検討する。
  5. ホームページの活用方法、特に会員内外とのビジネスマッチング(情報交換)に関する検討する。
  6. 20周年(2020年)記念事業として書籍改訂版の発刊を推進する。

9月例会開催予告

日 時9月10日(火)13:00-17:00(例会後、交流会開催)
場 所機械振興会館B2Fホール(地図はこちら
講演1 ◆「『元ラジオDJのお嬢様』が挑んだ父のメッキ会社の再建(仮題)」
日本電鍍工業㈱  代表取締役社長 伊藤 麻美氏
講演2 ◆「題目は調整中」
AGC㈱ 化学品カンパニー 機能化学品事業本部 先端素材事業部長 籾井 達夫氏
講演3 ◆「題目は調整中」
福岡大学 工学部 化学システム工学科 教授 八尾  滋氏
八尾先生は、メインテーマとして「高分子の自己組織化力を活かした機能材料形成メカニズムに関する基礎研究」とし、またサブテーマとして、「生体模倣材料(バイオミメティックス素材)の開発)、「自己組織化力を保有する機能性高分子の創製」、「新規超分子相互作用力を保有する機能性高分子の創製」、「バイオマス高分子による機能性素材の創製」、「高機能エネルギー素材の開発」、「高度高分子再資源化技術の創製」(以上HPより)などのご研究をされています。
その他 会員報告(4社予定)

10月特別例会「マイクロプラスチック問題シンポジウム」開催予告

日 時10月18日(金)13:00-17:30(予定)
場 所東京都立産業技術研究センター本部 イノベーションハブ(地図はこちら
講演1 ◆「マイクロプラスチックの実態と解決案」(仮題)
マテリアルライフ学会 五十嵐 敏郎氏
講演2 ◆「マイクロプラスチックを解決するための海洋生分解性プラスチックに関する内容」(仮題)
高分子学会エコマテリアル研究会 運営委員長、
群馬大学 学長特別補佐、群馬大学大学院理工学府 分子科学部門 環境調和型材料科学研究室 粕谷 健一氏
講演3 ◆「廃プラスチックのリサイクルの現状と持続可能な社会におけるプラスチックの使い方」
産業技術総合研究所 環境管理研究部門 資源精製化学研究グループ 招聘研究員 加茂 徹氏
座談会 上記3講師による座談会

11月関西例会開催予告

日 時11月15日(金)13:00-17:00(予定)
場 所京都テルサ(地図はこちら
講演 月桂冠株式会社、株式会社島津製作所などによる講演を企画中。

2020年1月例会開催予告

日 時2020年1月29日(水)13:00-17:00(予定)
場 所東京ビッグサイト西ホール展示会場内特設ステージ(フロアマップはこちら
講演 5G、IoT等に関する講演を企画中。

事務局からのお知らせ

「“平成31年度戦略的国際標準化加速事業(産業基盤分野に係る国際標準開発活動)”(機能性フィルムの引っかき硬度に関するJIS開発)」に関するお知らせ
現在機能性フィルム研究会では、専門部会としてテーマ化した「機能性フィルムの表面ひっかき硬度に関する新たなJIS開発」を、化学研究評価機構(JCII)の協力のもと東京都立産業技術研究センター(TIRI)と共同で「フィルム物性研究会(連携ラボ)」を通じて行っております。
これは、現行の「JIS K-5600-5-4引っかき硬度(鉛筆法)」は、本来塗膜の表面硬度を測定するための一般的な試験方法ですが、簡易な操作で、かつ、直感的である反面、鉛筆の芯を試料表面に当て、芯の先端を削りながら表面を引っかく方法のため、力の掛かり方が距離(時間)とともに変化し、一定の力で表面を引っかいていないこと、またその判定は測定者の目視によるものであるため、習熟度や測定環境などに影響され、商取引においてしばしば問題になるケースがあり、業界ではより定量、かつ、合理的で精度及び再現性の高い判定方法の標準化が望まれていることから測定法及び規格について新たなJIS開発を進めています。
当開発活動を促進するため会員の皆様のご協力をよろしくお願いします。

9月例会での「会員報告」募集は終了いたしました。次回は11月関西例会で募集の予定です。