2024年度 年次テーマ
「~素材革命~ カエル,カワル。 機能性フィルムで拡げるミライ。」
2024年度 例会開催計画
例会名 | 開催日 | 会場 | 企画役員 (敬称略) | メンバーズ・インサイト 発表予定会員 |
4月例会 (終了) | 2024年4月18日(木) | タワーホール船堀5F 小ホール | 土井、山下 | 1)(株)クロスコンパス 2)(株)安田精機製作所 |
6月総会&例会 (終了) | 2024年6月18日(火) | タワーホール船堀5F 小ホール | 事務局 | 1)東山フィルム(株) 2)アイカ工業(株) 3)サイデン化学(株) |
夏季特別研修 | 2024年8月2日(金) | 東レ(株)滋賀事業所 「未来創造研究センター」 「(株)東レリサーチセンター」 | 林、山下 兵藤、遠藤 | なし |
9月例会 | 2024年9月20日(金) | タワーホール船堀5F 小ホール | 中島、兵藤 | 1)太陽ホールディングス(株) 2)(株)クレハ 3)アイグラフィックス(株) |
11月関西共催例会 | 2024年11月15日(金) | (地独)京都市産業技術研究所 | 川崎、溝渕 | 1)立命館大学 堤研究室 2)協和ファインテック(株) 3)スタールジャパン(株) |
2025年1月合同例会 | 2025年1月29日(水) | ビッグサイト展示場(予定) | 安田、林 | 1)ブルーオーシャンテクノロジー(株) 2)ナガセケムテックス(株) 3)綜研化学(株) |
2024年度 夏季特別研修 開催予定
- 開催日時:2024年8月2日(金)13:00~17:00(予定)
- 会場:東レ(株)滋賀事業所内 「未来創造研究センター」、「(株)東レリサーチセンター」
- プログラム(予定):
13:00(5分)開会挨拶
13:05~13:40 (35分)
講演① 「東レのR&Dの取組み」
東レ(株) 研究・開発企画部 部長 後藤 一起氏
<講演のポイント>
東レグループの概要・研究体制と、滋賀事業場の未来創造型研究拠点である「未来創造研究センター」について紹介し、今後の事業拡大へ向けたR&D重点分野における具体的な取組みについて説明します。
<休憩>
13:45~14:05 (20分)
講演➁ 「(株)東レリサーチサンターの最先端分析技術開発の取り組み
株式会社東レリサーチセンター 技術開発企画部 研究主幹 兼 海外事業推進室長
山元 隆志氏(工学博士)
<講演のポイント>
(株)東レリサーチセンターは長年にわたり最先端の分析装置導入とそれを用いた分析技術開発に取り組んできた。 また、装置導入に併せて、前処理技術や解析法の開発、データベースの拡充、計算科学との融合による高度解析も進めてきた。本講演では、弊社が導入した最先端分析装置を紹介し、代表的な適用例を紹介します。
<休憩>
14:10~14:50 (40分)
講演③「〜空間革命〜カエル、カワル。機能性フィルムで拡げるミライ」
Toppan(株) 生活・産業事業本部 環境デザイン事業部 マーケティング戦略本部
市場創造部 部長 渡辺 庸介氏
<講演のポイント>
①TOPPANが取り組む空間演出事業
TOPPA!!!TOPPANのスローガンの元、印刷技術を起点にしながら空間演出事業を立ち上げた事を説明します。
②コア技術である建装材における機能性フィルム
住宅や非住宅における活用事例を紹介し、トレンドの発信から、世界初の技術(スマートナノ)や環境配慮型化粧フィルムについて説明します。
③機能性フィルムで拡げる未来の可能性
今年4月に上市したダブルビュー®(透過加飾フィルム)を紹介。新たなフィルムとデジタルデバイスの融合によって未来の空間デザインの価値を提案します。
14:50~15:10 (20分) 矢野経シリーズ「PETフィルム市場の動向」
15:10~15:15 (5分) 見学準備
15:15~16:45 (90分) 施設見学ツァー(班別で見学)
16:45~17:00 (15分) 閉会挨拶、写真撮影など
17:30~ 技術交流会(事前申込必須)
9月例会 開催予告
- 開催日時:2024年9月20日(金)13:00~17:00(予定)
- 会場:タワーホール船堀5F 小ホール
- プログラム(案):
1)メンバーズ・インサイト(3社)
① クレハ化学株式会社
➁ アイグラッフィクス株式会社
③ 太陽ホールディングス株式会社
2)講演(案)
① 藤森工業株式会社
「細胞培養」に関する講演
➁ 大日本印刷株式会社
「医療医薬の環境配慮包材化」に関する講演
11月関西共催例会 開催予告
- 開催日時:2024年11月15日(金)13:00~17:00(予定)
- 会場:(地独)京都市産業技術研究所
- 共催:機能性フィルム研究会/京都合成樹脂研究会
- プログラム(案):
1)メンバーズ・インサイト(発表者)
・立命館大学 堤研究室
・協和ファインテック(株)(代表取締役 橋本宗幸氏)
・スタールジャパン(株)
・中沼アートスクリーン(株)
・三和化工(株)
2)講演(案)
① 「天然色素の発色メカニズムとプラスチックへの応用」
講師:(地独)京都市産業技術研究所 産業技術支援センター 主席研究員 井内 俊文氏
講演のポイント:
天然色素は自然界に遍く存在する植物、動物、鉱物に由来した色素であり、古代から世界中で利用されている。
一般に「草木染め」と称される天然染料染色は、植物などから抽出した色素で絹や羊毛などの動物性繊維を染色する
ものであるが、近年プラスチックの染色に利用したいといった要望もある。本講では、天然染料の繊維に対する染色
メカニズムを紹介するとともに、実際にいくつかのプラスチックを天然染料により染色した事例を示す。
➁ 「フランス高機能材料メーカーのポリマービジネスのグローバル展開 ー サステイナブル社会の実現に向けて(仮題)」
講師:アルケマ株式会社 取締役副社長 宮保 淳 氏
講演のポイント:
フランスを拠点とし、京都にテクニカルセンターを有するグローバル高機能材料メーカーであるアルケマ社は、
サステイナブル社会の実現に向けて植物由来、環境負荷低減、ウエルネス向上、リサイクルといった観点から
様々な高機能樹脂材料ビジネスを展開している。本講演では環境意識の高いヨーロッパ発の高機能材料の日本に
おける用途開発の最新情報を紹介し、日本における研究やビジネス開発分野での協業を更に促進する機会としたい。