活動報告

第1回研究会

参加者 53名(初参加8名+日本女子大5名)
日時 2007年4月11日(水)14:30開始
場所 中央大学 駿河台記念会館(JR御茶ノ水駅聖橋口下車徒歩5分)670号室。2006年度総会:2006年度事業報告の後、川上幹事から2006年度決算報告、鹿野幹事から監査報告があり、会員の承認を得られた。引き続き2007年度事業計画と予算案を報告した。
講演 光学部材における電子部材の役割、「会社紹介とプリント基板業界の動向について」 JMS発刊レポート配布、ジャパンマーケッティングサーベイ㈱ 代表 松井 則枝さん、崔(チェ)さん。「会社紹介と光学(封止、POF)材料の動向」講演題目レジメ配布。(有)アイパック 代表取締役 越部 茂 氏。越部氏は、半導体の封止材、透明樹脂では著名な方で、最近は慶応大学の小池研究室との共同研究も手がける。某社のシリコンゲルの発明者としても有名。「女性研究者マルチキャリアパス支援と光関連研究テーマのお話」小館研究室の研究テーマ紹介資料配布。日本女子大学 理学部数物科学科 教授・応用物理学会副会長 小館 香椎子さん。駒井助教のほかに4名の学生さんが参加。光を科学するという専門のお話と女性研究者育成モデル事業についてお話しいただいた。
懇親会 18:00から1階プリオールにて。参加費4,500円(研究会から領収書発行)。懇親会は、吉田さん、津田さんの参加に加え、日本女子大学から5名の参加があり、いつもとはちょっと違う華やかな雰囲気となった。
お知らせ 会員の展示会に関連する報告。2007年4月4~6日 プレミアムインセンシティブショー @東京ビックサイト(㈱ソノが出展)、2007年4月11~13日 FPD展示会(長瀬産業、大阪ガス、共同技研化学、綜研化学、日東電工、日本ゼオン、ニデック、バンドー化学などが出展)、2007年4月25~28日 コンバーティング、新機能材料展(長瀬産業、東洋包材、加工技術研究会、日本電子精機などが出展)、2007年4月18~20日 テクノフロンティア @幕張メッセ、2007年4月25~27日 光ファイバー展 @パシフィコ横浜

第2回研究会(東洋包材㈱ 安永幹事が企画を担当)

参加者 75名
日時 2007年6月13日(水)14:30~
場所 中央大学 駿河台記念会館(JR御茶ノ水駅聖橋口下車徒歩5分)670号室
講演 「走行式スパッタ装置の技術紹介」㈱ヒラノ光音 取締役エンジ部長 小酒井 清 氏の会社紹介に引き続き、技術課長 杉目 弘毅 氏の講演「環境負荷低減インキの開発」大日精化工業㈱ グラビアインキ事業部 開発室長 塚田 昌 氏
会員報告 「フィルム原反搬送ロボットの紹介」住友重機械工業㈱ ロジスティック&パーキングシステム事業部 技師 金子 淳 氏、「韓国企業 ㈱安世(アンセイ)の事業内容と今後手がけたい分野」機械事業部&電子事業部 常務取締役 李(り)圭相 氏、「ポリマー用特殊フィルター(デナフィルター)の紹介」長瀬産業㈱ 機能化学品事業部デナフィルター課 田原 祐也 氏
お知らせ 9月例会の告知

第3回研究会(9月は上野光保幹事(日本ゼオン)が手配準備)

参加者 73名
日時 2007年9月12日(水)14:00~
場所 中央大学 駿河台記念会館 670室(JRお茶の水駅聖橋口下車徒歩5分)
講演 「有機EL技術の概要 これまでの材料が歩んできた道」出光興産㈱(www.idemitsu.co.jp)中央研究所 電子材料研究室 主任研究員 中村 浩昭さん、基本原理、ELの歴史、コダックの技術、出光興産のR&D、ELの技術課題についてわかりやすくお話いただいた。「液晶ディスプレイ用工学フィルムの最新動向」 日本ゼオン㈱(www.zeon.co.jp/)総合開発センター精密工学研究所 主席研究院 堀 登志彦さん、位相差フィルムの技術の変遷に続き、位相差フィルムの開発動向を価格競争の   観点から、張り合わせ技術を主に解説いただいた。センサー、パッケージング、エネルギー、環境、メディカル、光学などの分野の技術動向と産学連携の実例、試作実験室などの紹介」東北大学大学院工学研究科付属(www.mems.mech.tohoku.ac.jp/index.html)マイクロ・ナノマシニング研究教育センター 教授 江刺 正喜さん  システムの鍵を握るMEMS(微小電気機械システム)の第一人者に、ご講演いただいた。(関連情報:www.memspc.jp/ www.istu.jp/www.mems-core.com/)
懇親会 最多の70名(招待3名含む)が参加(ドタキャン2名)。
お知らせ 第4回研究会告知。会費:会員3,500円、会員外5,000円(懇親会出席の場合、京都発20:30以降で、最終は21:30)瀬田駅前のホテル:瀬田アーバンホテル(077-543-6111)6,800円、クオリティワン瀬田(077-543-2511)5,800円 

第4回研究会(@関西)

参加者 参加者59名(うち初参加者が18名)
日時 2007年11月22日(木)12:30受付開始、13:00~17:00
場所 龍谷大学 6号館プレゼンテーション室(滋賀県大津市瀬田、JR琵琶湖線瀬田駅下車、京都駅から20分)
講演 「フィルムの成形加工技術と機能化の実例」龍谷大学 RECフェロー 石原 英昭 先生(rec.seta.ryukoku.ac.jp/)、「古典籍、古文書、古美術を計測する」龍谷大学 理工学部情報メディア学科 岡田 至弘 教授(www.433.elec.ryukoku.ac.jp)、「新規透明導電フィルムの開発について」尾池工業㈱ フロンティア研究開発部門 久原 千佳さん(www.oike-kogyo.co.jp)、岡田研究室の見学。石原先生には、会議室の予約、岡田先生への講演依頼と研究室見学の調整、会議進行のために理工学部中沖研究室の学生さんへの協力依頼、懇親会での滋賀県特産の料理や、お酒の手配をいただいた。参加者も60名を越える会となり関西でのはじめての研究会は成功裡に終わることができた。
懇親会 17:00~ RECレストラン
懇親会 1階オリーブの木、会費3,000円(不足分は今までの残金32,000円で充当)17:10~18:45まで。 コンバーテックに係わる研究会として非常に関心の高いテーマが多く懇親会では講師を囲み意見交換がされていました。研究会始まって以来初めて80名以上の参加をいただいた。会場を日東電工㈱三沢さんに急遽変更を調整いただきき開催をすることができました。多くの会員の参加に改めてお礼申し上げます。一方で懇親会場の会場が芋洗い状態になりましたことにお詫びを申し上げます。 新規参加企業は講演会社の他に太平化学製品㈱(新規加入)、㈱キモトの2社でした。会員ではじめて参加された方、久しぶりに顔出された方は20名の多きになりました。

忘年会

参加者 13名
日時 2007年12月6日(木)18:00~2時間
場所 銀座「遊食豚彩 いちにいさん」にて。会費8,000円。女性2名が加わり、13名でおいしい鹿児島料理をいただきながら歓談のひと時を持ちました。

第5回研究会(斉藤幹事が準備手配)

参加者 講演出席者49名 懇親会出席者42名
日時 1月16日(水)13:30~
場所 大崎ゲートシティ 大会議室ルームD(www.gatecity.jp)JR大崎駅南改札口を出て左手イーストタワー地下1階
講演 テーマ「千葉大学における産官学連携活動の現状」と題して、「有機透明導電体フィルム」千葉大学 融合科学研究科 星野 勝義 教授、「ナノ構造カーボンの機能化」千葉大学 理学研究科 金子 克己 教授、「産官学連携活動の現状」千葉大学 産学連携 知的財産機構 平隆臣 特任教授
懇親会 ブッフェ ロジオ(ゲートシティ内) 参加費3,500円(非会員)
お知らせ 2月以降の研究会の告知。2008年以降の活動のための会員へのヒヤリングによるアンケート実施を計画中。

第6回研究会 

参加者 41名(懇親会35名)
日時 2008年2月13日(水)13:30受付開始
場所 三菱化学エンジニアリング㈱ 会議室(@田町、同社岩佐正人部長のご好意による)
講演 「フォトクロミック材料と触媒」㈱記録素材総合研究所 代表取締役 鈴木 義男さんに、フォトクロミック&示温材料とキレート材料の概要と応用、スピロピラン系フォトクロミック材料、ロイコ色素を軸にした示温材料の概要と応用、重金属の捕集剤としてのキレート材料の特徴と応用について講演いただいた。
「最近の業界関連の話題提供」三菱化学エンジニヤリング㈱ 部長 池田 康一さん、三菱化学鹿島事業所の火災の状況、生産ロジスティック事業部の紹介、最近の話題(建築確認関連、VOC処理設備)、技術動向(コンサルティング業務、物流関連、クリーンエンジニアリング)についてお話いただいた。
星野先生の材料は会員の多くが興味を持った材料であったと思われる。金子先生のナノカーボンの機能化は基礎実験に基づく可能性を示唆したものとして興味を惹かれた人も多いようだ。平先生の大学の連携の実情と企業の関心がある技術についての問い合わせを期待されての講演内容であった。 会員へのアンケート調査(来年度以降の運営の参考のため)を実施。
会員報告 各社15分。大槻工業㈱ 代表取締役 大槻 亨さん(京都)、金糸銀糸のカラーコート材からスタートし。生産設備の増強や工場の増設などを経て、薄膜コートに特化し製品化をしている。特にアニーリング処理については他社に負けない技術を有していることが報告された。 ㈱びにっと取締役 越石健司さん(東京)、電子デバイス(プロジェクター向けPBS)の受託加工、試作、量産、ソリューション事業、液晶表示パネル、モジュールの設計、生産、評価、液晶技術のコンサルタント、山梨に試作、評価の工場創設について報告された。  ㈱ネオテクノロジー 橋本 小百合さん、通常の特許の検索、特許調査、特許情報の提供に加え、ユーザーと一緒になり特許情報の分析を進め、開発テーマの絞込みや、競合の特許出願の意図解明などをすすめることを特徴にしている。
懇親会 17:00~会費3,000円。