活動報告

年次活動テーマと重点課題

  1. 厳しい経済情勢の中で、日本の産業を支える自動車や電子材料の製造技術の一環を担うコンバーテック技術を広く学んでいく
  2. 創設8年目、会員数65社(個人含む)の会員情報や交流につとめる
  3. 専門以外の分野(芸術、文化等)について学ぶ機会を取り入れていく
  4. 7月夏季研修会(7/4山形大学)、11月例会(関西で開催)を実施
  5. 開催月の担当者を決め実施し、会員参加による研究運営を促進。

  結論

  • 計画目標の大筋は達成できた。
  • 会員の増加75社(2009年3月現在)と例会参加者の急増に会場対応が後手になる。
  • 懇親会のやり方について今後検討が必要。

<例会開催までの手順経過報告(反省点含めて記載)感想と反省点>

  • 前年までに、その年の担当企画者を決めて計画を依頼した。
  • 夏季研修会はアンケートの結果踏まえて、山形大学と信州大学を候補にあげた。4月例会後、山形大学に内定し日本ゼオン㈱の協力を得て確定した(1~2月頃夏季研修は場所含めて内定しないと実施が難しい)。アンケートを毎年2月に実施しているが1月に実施したほうがよいかもしれない。
  • 09年テーマを1月に設定したが、4月例会は12月頃内定(テーマ設定は12月頃に内定し1月に会員に報告2月確定がベスト)。
  • 関西開催は半年前に依頼しておいたので問題なかった。
  • 文化、芸術面の取り組みは消極的な感じ。(会員からの要請もない)

  今後の進め方の留意点

  1. 参加者は会員2名、非会員1名とし、会場定員に余裕があればそれ以上の参加を認める(企画担当者は例外あり)。
  2. 懇親会における自己紹介を実施する試みをする。
  3. 夏季研修会は前年中に内定し、会員に予定してもらえるようにする。人脈が必要であり、幹事だけで企画するのは限界がある。

第1回研究会

参加者 50名(懇親会41名)
日時 4月9日(水)13:30~
場所 ゲートシティ大崎 イーストタワー D会議室
年次総会 新役員紹介(新会長 斉藤 浩(綜研化学)、新副会長 尾池 均(尾池工業)、新幹事 越石 健司(㈱びにっと)が就任)、会則の変更、2007年経過報告&決算報告、2008年活動計画案、2008年活動計画は出席者に配布
特別講演 「企業における特許のノウハウ管理について」
 吉田国際特許事務所 日本弁理士会副会長 吉田 芳春さん
 ノウハウにおける特許情報の管理や競合への対処などについて、具体的な事例を基に説明いただいた。ノウハウ管理や特許権を取得しないで侵害防止するための手段として、電子公証制度の活用と紹介があった。㈱日本電子公証機構 渡邉 氏、牛川 氏からの説明もあった。

「京都のおもてなし」
 冨田屋(京都)代表 田中 峰子さん
 京都の老舗の建て直しの奮闘記を述べられると共に、冨田屋に古くから伝わる暮らしの歴史、しきたりについて紹介いただいた。その伝統を守る大変さと、古くから受け継がれてきた伝統からかもし出される「気」を感じてほしいと述べられた。
お知らせ 6月例会告知(2008年6月11日(水)コーティング特集)
懇親会 17:15~ ゲートシティ内オリーブの木にて。参加費4,000円(研究会から領収書発行)懇親会

第2回研究会(㈱加工技術研究会 川上会員が企画を担当)

参加者 60名(五常産業、積水エンジニヤリング、日本ルーブルリゾールの3社が初参加、いずれも研究会に加入いただいた。研究会参加者は13名、懇親会参加52名(うち招待2名))
日時 2008年6月11日(水)13:30~
会場 ゲートシティ ウエストタワー 地下会議室C
講演 「当社の印刷塗布技術」
 ㈱プロデュース 執行役員 企画開発本部 府川一部長 氏
 超精密ロータリースクリン印刷装置、薄膜スプレー塗布装置を中心に電子材料分野への応用と評価技術について紹介いただいた。

「プラズマアシストCVD薄膜」
 大阪市立大学 工学研究科 中山 弘 教授
 大気中でも安定でかつフレキシブルな有機導電、有機発光の材料について、薄膜装置開発、ガスバリアフィルムの開発について講演いただいた。
会員報告 「新製品紹介 シリル化ウレタン、速硬化ウレタン系接着剤」コニシ㈱ 林 会員、「会社技術(印刷、エンボス、インサート成形)と製品紹介」新栄工業㈱ 堀江 会員、「窒化アルミニュームの特徴と応用について」イビデン㈱ 永野 会員、「第1回プリンテッドエレクトロニクス国際会議2008報告」㈱加工技術研究会 川上 幸一 会員
お知らせ 7月研究会の告知。
懇親会 オリーブの木ゲートシティ1階、会費3,500円(研究会名で領収書発行)

夏季特別研修会

参加者 44名+講演者2名+招待3名
日時 7月4日(金)13:00~
場所 米沢 山形エレクトロニクス研究所(山形新幹線米沢駅下車、タクシー10分(東京から約2時間半))
特別講演 「ELの進歩と動向」 
 山形大学 有機デバイス工学専攻 城戸 淳二 教授
 最近の有機ELの発展と最近の研究開発動向について述べられた後、照明用途に関する動向と城戸先生が自ら取り組んでおられる次世代の技術者養成の取組みについてもお話いただいた。

「フレキシブル有機ELディスプレイのオールプラスティック化とロールtoロール」
 パイオニア㈱ 総合研究所 宮口 敏 主幹研究員
 生産方式などのついての動向と今後の課題についてお話いただいた。  有機エレクトロニクス研究所の概要の説明をいただいた後、3班に別れ研究所の内部やEL照明の実際などを鈴木譲治室長などの案内で見学した。
懇親会 上杉伯爵邸記念館(国の文化財建造物)で、米沢牛などをいただきながら、城戸先生、中山準教授(有機半導体の研究)、夫(ブ)助教(太陽電池の研究)に加わっていただき歓談のひと時をすごした

第3回研究会(安田産業㈱安田会員、細谷会員が企画を担当)

参加者  
日時 2008年9月10日(水)13:30~
場所 ゲートシティ C会議室(JR大崎駅南口)
講演 「易成型ポリエステルフィルム ソフトシャインの特性と応用(40分)」 
 東洋紡績㈱化成品開発研究所 フィルム開発センター 敦賀フィルム開発部リーダー 熊野 勝文 氏
「スクリン印刷法による透明導電膜の回路形成(40分)」
 奥野製薬工業㈱ 総合技術研究所 竹村 康孝 氏
「住友化学における光学フィルムの展開(40分)」
 住友化学(株)光学製品事業部 尾崎 晴喜 氏
会員報告 日本ミクロコーティング㈱ ポリシングフィルムの動向(20分) 、五常産業㈱ 会社案内と製品紹介 杉岡 孝晴 会員(20分) 、安田産業㈱ 会社案内と事業紹介 細谷 和人 会員(20分)
お知らせ 第5回研究会(11月例会)の告知、会員名簿の件など。
懇親会 1階オリーブの木、会費3,000円(不足分は今までの残金32,000円で充当)17:10~18:45まで。 コンバーテックに係わる研究会として非常に関心の高いテーマが多く懇親会では講師を囲み意見交換がされていました。研究会始まって以来初めて80名以上の参加をいただいた。会場を日東電工㈱三沢さんに急遽変更を調整いただきき開催をすることができました。多くの会員の参加に改めてお礼申し上げます。一方で懇親会場の会場が芋洗い状態になりましたことにお詫びを申し上げます。 新規参加企業は講演会社の他に太平化学製品㈱(新規加入)、㈱キモトの2社でした。会員ではじめて参加された方、久しぶりに顔出された方は20名の多きになりました。

第4回研究会

参加者 63名(懇親会56名)互応化学工業㈱ 福島取締役、信藤部長が新規参加。久しぶりに韓国の株式会社安世の李部長がお見えになりました。前回講演などしていただきました奥野製薬工業、キモトさんも参加されました。
日時 11月14日(金)
場所 大阪ドーム内にあるドームシティガスビル会議室にて開催
講演 クラスターテクノロジー㈱ 代表取締役社長 安達 稔 氏
ナノ/マイクロテクノロジー事業とマクロテクノロジー事業を中心にした事業展開と産学官連携研究を軸とした先端技術を磨く生業に特化されている概要についてお話いただきました。
三洋電機㈱ ソーラ事業部 事業企画部長 脇坂 健一郎 氏
ソーラ事業の背景、原理、技術変遷、環境関連の課題、用途そして普及への課題を配布した資料に基づきわかりやすく解説いただきました。 近畿経済産業局 地域経済部長 尾沢 潤一 氏 経済産業省の平成21年度の経済政策の重点について解説があった後、東京よりユニークな企業が多く、各社がんばってはいるが現実はかなり厳しい状況を事例を基にお話いただきました。
会員報告 フジコピアン㈱ 商品企画グループチーフ 山野 正通 氏「FIXフィルムなどの製品紹介と事業展開」 、㈱クラレ 新事業開発本部 主管 大平 一夫 氏 「液晶ポリマー ベスターの特徴と用途」 、㈱プラスチック工学研究所 取締役 辰巳 昌典 氏「押出成型、精密コーティングなどの事業紹介」

第5回研究会(日本ゼオン㈱ 上野幹事が企画を担当)

参加者 81名(懇親会78名)
日時 09年1月19日(月)13:30から
場所 東京理科大学 森戸記念館(JR&地下鉄飯田橋下車徒歩7分くらい)
講演 東京理科大学専門職大学院 知的財産戦略専攻 手塚 敏廣 教授
大学院創設背景と知的財産の戦略講座の紹介がありました。今回の森戸記念館開催は手塚先生の尽力によるものです。
「有機薄膜電池の基本原理と最近の動向」
大日本印刷株式会社 コンバーテック研究所 井上 功 研究所長
実用化は2030年頃とされるが、コンバーティング技術を用いてロールtoロールの製法が可能、構造、製法が非常にシンプルなのが特徴。有機薄膜電池の基本原理についてわかりやすく説明をいただきました。
「色素増刊太陽電池の基本原理と最近の動向」
桐蔭横浜大学教授 大学院工学研究科科長 宮坂 力 氏
2年前にも講演いただき、その後の技術進歩について詳しい説明があり、当面電池代替としての補助電池を目指していくことが報告されました。先端研究としてクロロフィルを用いる研究やナノ粒子の活用などが報告されました。
会員報告 三容真空工業㈱「自社設計開発装置でものづくりを目指す」、 綜研化学㈱「5つの事業ユニットで事業を展開」 、日本ゼオン㈱「5員環を持ったフロン代替などの溶剤の紹介」

第6回研究会(㈱びにっと 越石幹事が企画を担当)

参加者 86名(当初参加予定者108名、懇親会80名)2008年度最期の2月研究会は、時節に合ったテーマ内容であったこともあり、申し込みが100名を越えてしまい、会場の安全管理を考え急遽80名に絞り開催した。懇親会には懐かしい顔ぶれもあり、今までとはちょっと違った盛り上がりがありました。
日時 2月25日(水)
場所  三菱化学エンジニアリング㈱ 会議室(JR田町駅下車)にて開催させていただきました。  齋藤会長の挨拶に続き、三菱化学エンジニアリング㈱ 黒板常務のご挨拶をいただきき、越石幹事の司会で講演を開始しました。
講演 「タッチパネルの技術動向」
東プレ㈱開発部 主管研究員 黒沢 理 氏
特に静電容量式タッチパネルの原理や技術課題、最新技術と将来展望について説明いただいた。 ディスプレイサーチ 上級副社長 日本代表 田村 喜男 氏「FPD市場総論」会員の多くがFPDに関連する事業に携わっており、ディスプレイサーチの報告は関心の的である。大型TFTLCDの09年後半回復の鍵は新興国需要の回復とCRT置き換えの加速度にかかる。本格的回復は2010年以降とのこと。
会員報告 ㈱ニデック中根会員「眼鏡関連事業の紹介」を中心に発表。 互応化学工業㈱山浦会員「水溶性ポリエステル系材料の合成と応用」、三菱化学エンジニアリング㈱「省エネ冷凍機等の新製品の紹介」
その他  2009年度活動の参考にするためのアンケート実施
懇親会 尾池副会長の閉会の挨拶をいただき、2008年度のすべての活動を終了した